今、工房に大きな欅の一枚板が横たわっている。お客さんから材料支給で製作を依頼された座卓の材料である。
よく木工家が「何百年も生きた木を加工するのだから、気が引き締まります」などと言っているが、ワシはただただ
「こんなに重いもの、どうやって加工しよう?」とそればかりが思案の対象である。助手など雇う余裕はないし、
雇っても、材料を移動する時のほんのちょっとの時間しか必要ないので、やはり一人でやるのがよさそうだ。●2004年1月19日
このところ雪が続いてようやく冬らしくなった。雪国の人には失礼かもしれないけど、工房から雪景色を眺めながら作業を
するのもなかなか乙である。山奥で黙々と作業をしていると、都会のサラリーマン時代がふと思い起こされ、
「ワシも随分変身したなぁ」とつくづく思うのである。
●2004年1月16日
やっぱり奥多摩は寒い。暖冬だ、などと言ってもやっぱり寒い。鉋の刃を研ごうと思ったら、水に浸けておいた砥石
が凍っていた。当然水道も凍っている。工房は日当たりはいいのだが、中はやはり寒い。夢中になって作業していると、
いつの間にか体の芯から冷えていたりする。春を夢見てがんばろう!(いろいろな意味で)
●2004年1月8日