産休中のエミ氏が久々にケンの工房に来た。チビタ（仮名）用に購入した中古の赤子用寝台の仕立て直しをするためだ。 ケンが作れって？うう、♪作りたいのに作れない〜　「紺屋の白袴」状態です。自分の物はなかなか作れないもんですな。 「仕立て直しならすぐできるべぇ」と言うことでひどい状態の物を2900円で購入してきた。
エミ氏の作業は、昔大道具時代に鍛えた「塗装はがし」。ワシはこういった作業がものすごーく嫌いなのだが、エミ氏は大好きだと言う。 ヘンな人。天気も良くポカポカ陽気の中、楽しく作業開始したのだが「仕立て直し作業とは、時に新規作成よりも大変なこともある！」 と言う格言を思い出すのにそう時間はかからなかったとさ。オシマイ。
ハァ〜・・

無事　 ≪西荻デザインマーケット2005≫ 　終えることができました。友人たちとこのように手作りで何かをするのは本当に楽しい。 皆、物凄く忙しい日常の中で、貴重な時間を裂いてコツコツと作品を作りため、そして世に出す。なんと健全で美しい行為ではないか。 そしていつもながら、足を運んでくれる友人、知人、初めて会う方々。涙が出ます。どうもありがとうございます。
西荻窪という町もワシはいたく気に入ってしまった。頭の片隅、少年時代頃の記憶が現実として残る町。 松本零士がいかにも描きそうな町。また必ずここでやりたい！

本日『設計コア・越賀一級建築士事務所』さんに納品してまいりました。 エミ部門の＜A3バッグ＞と ケン部門の＜はまぐり腰掛＞ 共々お気に召していただけたようで、いとうれし。どちらもまず既製品では売ってないような意匠と仕様なので、このような 面白い製品を作れるのもお客様あってだなぁ、とつくづく感じた。受注生産屋の面目約如たるものがある。越賀さん、今回は面白い 仕事ありがとうございました。今後も面白い構想を形にしていきましょう。

実は本日3月10日はエミケンの結婚記念日なのです。通称　「サトーの日」。「エミケンの日」と言っていいかも。 内輪話ですみません・・・。

本日も納品。の予定でしたが、エミ氏痛恨の時間切れ！！新宿の 『設計コア・越賀一級建築士事務所』さまから、エミ部門ケン部門両方に注文をいただき、今日納品の予定でした。 「夏休みの宿題はとっとと終わらせてしまう」ケンはもちろん完成済み。しかし「夏休み最後の三日間で宿題をする」 エミ氏は目算誤りあえなく玉砕。越賀さん、本当に申し訳ありませんでした。完成まで部屋から出ないよう、 ワシが竹刀持って作業の監視をします。

＜靴職用作業台＞を納品してきました。 靴作りはとにかく「叩く」「こする」作業が多く、作業台には　頑丈さ　が求められる。 硬いナラ材を使い、簡素かつ丈夫な構造にしたら、小学校の図工室にある作業台のようになった。 しかし仕上は断然こちらの方が上です。天板はそのまま食卓にも流用できる。しかし、容赦なく傷だらけにしてください。 刷り込まれた傷の一つ一つが、産み出されていった靴たちの置き土産なのだ。 今からたくましく「成長」したコイツの姿が目に浮かびます。
おいしいお昼ご飯とお土産、ありがとうございました。シフォンケーキ、ぺろりでした。

ああ、もう３月・・・。「貧乏暇なし」。身に沁みますね。しかしなぜか楽しい。「貧乏とは創意工夫と見つけたり！！」。宮本武蔵も 言ってましたな（言ってない）。これから催しが目白押し。段取り良く楽しんでこなしていこう！最大の催しが「出産」ですな。 エミさん、がんばってください。
上の写真は、久々に葉山にカヤックに行ったもの。海はやはりいいね。気持ちが大きくなる。冬の海はまた格別。よし、葉山にも別荘を 買おう！！