水無月

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●2005年6月30日
一人前の戦国武将とは「城を持ち、家臣を持ち、子を持つこと」とエミ氏は言う。ワシもそう思う。まだまだワシは真田昌幸 とまではいかない。しかしいつかはなるのだ。そうでもしなきゃ、城を持った意味がない。 まだまだ今の城は砦みたいなものだが・・・。
のぺ子 が今日も来た。はっきり言って彼女は何もできない。しかし情熱はある。ところが今日、意外な特技を発見! 「コクソ(木糞)塗り」がうまいのだ。要はパテ塗りですな。さすが元某大手化粧品会社のやり手。 まだまだ家臣を持つ余裕などないのだが、でも人に教えることは自分のためにもなる。「情けは他人のためならず」。 全て自分を大きくするためなのだ。やりとげよう!え?のぺ子って誰かって?
あれ!明日から7月じゃん!えらいこっちゃ!!

●2005年6月24日

ああ、梅雨はいずこへ?なんて暑いんだ。山でこれだけ暑いのだから、下界はどうなってしまってるんだろう?ゾッとする。 しかし、幸いにも本日は「カヌーの仕事」なのだ。こんな日は清流で体の芯まで冷え切るほど遊ぶに限る。 しかもオカネまでもらって・・
テレビの取材とやらで石ちゃんとカヌーをした。でっかい人だった。「玄人魂」を感じる、とても気配りのできる人である。 おかげでとても気持ちよく仕事ができた。相当忙しいようで、慌しく次の現場に向かっていった。 時間ができたら私的に遊びに来てください。 日本テレビ、7月16日昼12時「メレンゲの気持ち」 で放映されるそうです。

●2005年6月20日

蔵前のバッグメーカー『Zeal』で、「バッグ作りとは何ぞや?」を学ぶべく、一日入門してきた。エミ氏が産休なので、 ケンも多少「鞄のいろは」を知っておいたほうがよかろう、と先日の経営戦略会議で決まったのだ。
これだけ高品質の物を、こんなに早く安く大量に作っているんだね。我々は余程付加価値の高い物、または個性的な物を産み出さないと、 とてもじゃないが太刀打ちできない。意匠だって、さすが最先端だけあって、とてもカッコイイ。ワシ好みのとても簡素で直線的な 帆布と革を組み合わせたバッグは本当に気に入った。エミ氏に作ってもらったら、こんなに安くできないよなぁ。
『Zeal』の金子御夫妻。お世話になりました。またよろしくお願いいたします。

●2005年6月15日

のぺ子と国立に行った。のぺ子とは?いずれここで詳しく紹介します。今は「木工の好きなオンナ」 とだけ理解しておいてください。で、その のぺ子 の友人が国立でお店をやっていると言うので行った。 国立自体ちょっと気になっている街なので調査も兼ねている。そう、『エミケン』の理想とする消費者の住む街とは、 国立のような街なのだ。
さてその友人のお店。『Natural Heart』(通称:ナチュハ) というアロマ屋さんなのだが、アロマテラピーはもちろんのこと、リフレクソロジー、ボディーバランシング、チャクラリーディング、 そしてヒーリングストーンも取り扱っている。「え!石?」と思ったのだが、天然の鉱物からも人に作用するエネルギーが 出ているのだそうだ。「木材もそうですよね」と言われ、大いに納得した。この店の品揃えは大したもんで、相当な価値の物が相当の量 置いてある。これらを手にとってじっくり眺め、その美しさや産まれた背景や年月を考えると「人のなんとチッポケなことか」 という気分にならざるを得ない。気持ちが大らかになる。
本当は心身共に疲れているエミ氏を連れてきたかったが、さすがにまだ二ヶ月の赤子を連れてこれないので、留守番している。 そこでナチュハのまどかちゃんにエミ氏の生年月日と名前からダウジングをしてもらい、今必要とするアロマオイルを 作ってもらった。とにかく居心地のいい店ですっかり長居してしまった。お邪魔いたしました。またエミ氏を連れて遊びにきます。
(※写真左から まどかちゃん りえちゃん のぺ子)

●2005年6月5日

奥多摩町の初夏の一大行事<奥多摩カップカヌー競技大会> (通称、奥多摩カップ)が行われた。ワシは毎年運営側として参加している。今回は救助班長だった。 今年は「奥多摩町町制50周年」と重なり、町も力を入れてくれ特に盛大だった。 ワシは「優勝盾」を毎年作らせてもらっている。今年は奥多摩のクリで作った。この盾のおかげか、ここ数年参加選手は増えている。 今回は150人を数えた。実のところ最大の魅力はなんといってもその「お手軽さ」にあると思う。この春はじめた大学のカヌー部1年生でも 参加できるというお手軽さ。あまり川をなめるのも良くはないけど、ここに限っては救助班も過剰なほどいるし、参加者の大半が 中、上級者で救助慣れしているので安全である。中には「今日が二回目です〜」なんていうナメタ学生もいる。そしてもうひとつの 魅力は賞品の多さだろう。各部門(9部門)の上位三名はもちろんのこと、その他なんだかんだ理由を付けて賞品がもらえる。 各地の草カヌーレースで、表彰式に参加者がこれだけ残っている大会は少ないと思う。 自分が表彰されない表彰式ほど面白くないものはない。 天気もなんとか持ちこたえ、今回も大盛況のうちに終えることができた。来年は是非みなさんもどうぞ。


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