文月

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●2006年7月31日 「氷川城」進捗
友人の 『マブイ電気』ハシガミ氏 に動力の工事をしてもらった。動力とは家庭用100V(電灯)とは違い、工作機械などの 大きな力を要する機械を動かすための200Vの電気である。これを開通させるには工事が必要だった。氷川城は以前も工場だったので、 ある程度配線はなされていた。よってそれほど大規模な工事は必要なく、工事はすぐ終わった。 後日、東京電力に検査に来てもらい、開通となる。ハシガミ氏、ありがとうございました。

●2006年7月30日 荷造り

8月中の住居部引越しに向け、毎日少しずつ荷造りをしている。荷物がまとまり次第、氷川城に運んでいる。 運べるものからどんどん運び、ある日助っ人を呼んで、大物、残り物を一気に運び入れ、住居部引越し完了!という作戦だ。
7、8日決行の予定だったが、無理である公算大なので、あっけなく予定変更。25日となりました。
荷造りを邪魔するヤツがいるんだよねぇ。エミ氏と二人で仕事してても、実質一人は「害虫駆除」してなきゃならない。 この穀潰しめ!少しは働けー!!

●2006年7月29日 <電脳座卓>納品

恵比寿のハルキ様邸に<電脳座卓> を納品してまいりました。ひと月遅れの納品、まことに申し訳ありません。
ご主人様、搬入のお手伝いありがとうございました。おかげで無事設置できました。<電脳座卓>部屋に入れるとデカい! 納品時いつも思うことだが、製品を工房で作っている時はそれほどの存在感を感じないが、お客様のお宅に設置すると 物凄い存在感になる。「部屋の顔」を作っているわけである。顔には全ての感情が表れるように、家具にだって作り手の気持ちが 出てしまうに違いない。「製作はゆめゆめおろそかにするべからず!」 ハルキ様。この度のご注文、まことにありがとうございました。
さて、折角都会に出てきたので、都会の友人に会った。 サダカちゃん とその友人の イズミちゃん。 イズミちゃんとは初対面。流石のワシも美女二人に囲まれ、少々煙が出てきた。話が盛り上がってしまい、気付けば22時過ぎ。 ワシはねんねの時間だ。都会の夜は過ぎるのが早いね。楽しいひと時でした。また相手してください。

●2006年7月26日 いただき物 其の弐

今回「氷川城」を借りるにあたり、多大なる力添えを賜った (有)三光商事 代表取締役 キジマ氏 来吉。 「氷川城」の火災保険に入りたいと相談したら武蔵野市から来てくれた。かたじけないです。しかも 揖保の糸 と  味付のり まで頂いてしまい恐縮至極です。ありがとうございました。この味付けのり、なんでもキジマ氏の四国在住の 知り合いの手作り。「もう年だから知り合いに上げる分しか作っていない」という貴重品だ。エミ氏大喜び。実はエミ氏は大の 味付のり好き。ホテルのバイキングでは、ごっそり味付のりを持ってきてしまうような輩。徳用の味付のりだと、際限なく いつまでもパリパリと食べているので、いつもワシにしかられるのだ。
キジマさん、遠路ありがとうございました。落ち着いたらご招待しますので、是非「氷川城」にもご家族で遊びに来て下さい。

●2006年7月25日 いただき物 其の壱

先日、まゆこちゃんを訪ねた際、帰りにいただいた桃である。ああ、麗しの箱入り桃。随分ご無沙汰でしたなぁ。
「いいかぁ、タイゾー。これが桃様だぞ。この色、この姿、この香。よーく覚えておけ。あっ、コラッ!もっと優しく触れ!!」
熟れるまで、しばし辛抱ですな。結構なお土産、ありがとうございました。

●2006年7月23日 万由子ちゃん 0歳1ケ月

先月22日に誕生した友人 姫 のご息女 万由子(まゆこ)ちゃん に会ってきた。里帰り中のご実家に伺ったので ご主人には会えなかったが、まゆこちゃんはご主人似だそうです。姫曰く「主人に似てくれたほうが目が大きくていい」そうだ。 1ケ月児にしてこの美人っぷり。このくらいの赤子だと「美人になりそうだね」くらいしか識別できないのが相場だが、 しかしまゆこちゃんは既に「大美人」。目を開けてくれた時、ワシですら「ドキッ」としてしまった。
姫の優しく幸せそうな表情と立ち居振る舞い。「ああ、お母さんになったなぁ」とワシらまで幸せな気持ちになってしまった。 それに引き換え、我家のタイゾー。違う家と人に会え大ハッスル(適切な日本語なし)。あっちこっちに突撃をかけ、気が気でない。 持ちネタも次から次へと披露し、どうしても関心を自分に引き付けたいらしい。「オヌシやるな」。 姫のお父さんが付きっきりでタイゾーを担当してくれた。スンマセン、ありがとうございます。「新しい生命に感動する」なんていう 気持ちはまだこれっぽっちもないようだな。
姫、本当におめでとう。これから一段と楽しくなりそうですな。

●2006年7月22日 『佐藤塾』幹部会

久々に『佐藤塾』の幹部が集った。今回はダンナのご好意により、厚木宮の里邸を会場にした。 予想通り「佐藤塾二世の集い」になってしまった。マツダ家のナデシコ、カヲルコ、我家のタイゾー。三人の一才児による独壇場だった。 「しばらくしたら昼寝してくれるかなぁ。そしたら大人の時間だなぁ。」という甘い期待は見事に裏切られた。いつも昼寝をする 時間になっても三人とも大興奮。絶好調だ。遊び相手がいて、人も大勢いるこの状況では、赤子だって楽しいのも無理はない。 そうやすやすと寝るわけにはいかないようだ。そのうち室内だけでは飽きてしまい、近所の公園にも連れて行く。 結局19時近くまで絶好調のまま、大人の時間はとうとう来なかった。
チビがいるとなかなか出かける事もままならないので、我々赤子組にはとても楽しいひと時だった。しかし ダンナ と のり には 正に「嵐のように現れて・・・」でしたな。おかげで貴重な息抜きができました。ありがとう。次回はマツダ家ですな。

●2006年7月20日 「氷川城」進捗

引越しは8月7、8日に決行決定。住居部だけ。トラックを借り、自分達でやっつけることにする。 その前に掃除などしなくてはならないので電気、水道を本日開通させた。明かりが入って改めて住居部の細部を観察する。 エミ氏は風呂場が乾燥室になるのに大喜び。このところの雨続きで洗濯物がたまりにたまってしまい、 非常に難儀しているのでこれは切実だ。ワシは便所に洗浄器が付いていたのがこの上なく嬉しい。まぁ、難点も大いにあるが 「住めば都」、早く新居での生活を開始させたい。
只今、引越しの助っ人大募集!!!とくに男手!!!!よろしくお願いしまーす!!!!!(男勝りの女子可です、リカちゃん)

●2006年7月18日 おやじ冥利

「NHK教育」には最近すっかりお世話になっている。受像機(テレビジョン)をほとんど見なかった我家だが、タイゾウが動き回るように なって、家事や仕事の邪魔をしだすようになってからは四六時中「NHK教育」が流れている。朝の忙しい時間帯に集中して子供向け番組 が続く。これがまた質が高いんだね。ワシまで見入ってしまう。特に「にほんごであそぼう」や「からだであそぼ」はその道の一流が 演出や出演し、ガキだけに見せておくにはもったいない。知らず知らずのうちにこれら番組で流れる歌などを ワシが口ずさんでいたりして、ハッとする。どこの家庭でも子供ができるとそうなんだろうね。
最近タイゾウの身体が目に見えてデカくなってきたが、こうやって比べるとまだまだ赤ちゃんだな。

●2006年7月17日 命名「氷川城」(ひかわじょう)

新工房の契約をしてきた。いよいよです。鍵をもらったので、早速「夢想」しに新工房へ行った。閲覧室、工房、住居、あれも これもやりたい。案が止め処もなく出てくる。引越しも段取りよくやらねばね。全てが終わり、ここで滞りなく生活、仕事が 出来るようになるまでにはなかなかに大変そうだ。肉体的にも経済的にも。最初からやりたい事を全部実現するのは困難だ。 最低限だけやり、あとは楽しみながら徐々にですな。友人も手伝ってくれるだろうし。(皆様、期待しております)

●2006年7月16日 <ちゃぶ台80>

ササキさま。本日 ちゃぶ台80 発送致しました。大変お待たせいたしました。
ちゃぶ台を作っているときはいつも心がおだやかになる。作り慣れているからためらいがないのもあるだろう。 常に平常心を心がけようとは思っているが、特注品を作るときは「これでうまくいくかなぁ?」という不安はつきまとう。 特注品でも「ためらい」がなくなるようになるにはあと10年はかかるだろうか? ちゃぶ台の「丸」っていう形も心に作用するんだろうね。そうか。最近の「いやし」を求める風潮が「ちゃぶ台」の人気を復活させた んだな。

●2006年7月15日 やもめ〜が飛んだぁ〜

三連休初日。青梅街道は行楽の車、単車で大賑わい。行楽の賑わいというのはなんとも心躍る。昨日あたりから各地で気温が35℃を 越えだし、いよいよ夏らしくなった。夏経験37回目だけど、慣れないもんだね。慣れるどころか、年々苦手になっている。 もう下界には住めないな。
エミタイは骨休めに新松戸の実家に帰省している。わざわざ「うだり」に行くようなもんだね。それでも子育ての日々から開放 されることのほうがなによりもありがたいのだ。エミ氏、日々お疲れ様です。
さてワシはと言うと、すっかり忘れかけていたけど、タイゾーのいない空間のなんと静かで伸びやかな事だろう。カメラも本も 出しっぱなしにできる。DVDもいじり放題。ああ、至福。ホッピーの消費もついつい進む。エミ氏が用意して行ってくれたカレー、 鳥の唐揚げ、チャーハン、しょうが焼きなどなどの兵糧も十二分。一週間は篭城できそうだ。
・・ちょいと寂しいね。

●2006年7月11日 号外!

本日は『エミケン』史に残るであろう日だ。今日から『エミケン』の歴史「其の弐」が始まると言っても過言でない。
・・・続きはまた来週〜。
ウソ。
本日、新工房を借りる算段が無事整いました!実は少々難しい物件で、3月から水面下での交渉が続いていた。 新工房の仕様をざっと記すと。職住接近、住居付き。閲覧室(ショールーム)付き。立地は青梅街道と多摩川に挟まれ、 店舗にもカヌーをするにも好条件。そして特筆すべきはその広さ。ズボ立ち二階建て、各階66坪の計132坪。内訳、住居部33坪、 作業場33坪、閲覧室66坪。駐車場は建物内にあり2トン長(ロング)のトラックが入り、雨の日の積み込みも安心。えー、それから。 水洗便所。えー、職住・・、言った。あっ、荷物用昇降機(エレベータ)付き。そしてそして、とても人情味のある大家さん!
と、ほぼ『エミケン』の理想を形にしたような物件である。今までの工房も作業をするには大変素晴らしかったのだが、 いかんせん作品を作り貯める空間がない。痛みが激しい。通りに面していない。などなど・・。お客様はやはり実物を見たいのである。 ワシの頭の中には形にしたい意匠が山ほどある。しかもそれらは概ねデカい。作りたいものを作れないという心的歪(ストレス) がこのところ急激に高くなってき、危険な状態にまでなっていた。
これから引越しだなんだで大忙しになる。落ち着いたら 「工房開き」 も行います。そう、宴会好きのエミケンが 今まで工房開きをしていなかった事からも、今までの工房の立場が分かるだろう。
『エミケン』「其の弐」。こうご期待!

●2006年7月10日 <木馬>製作中

開発を終え、製品第一号になるエミケン木馬です。苦労したのは顔。特に目の大きさと位置には悩んだ。1mm違うだけで雰囲気が違って きてしまう。まさに 「画竜点睛(がりょうてんせい)」。目玉にはウォールナットをはめ込み、表面を潤んだように仕上てみた。 あとは、木油、木蝋で仕上げ完成。三体とも嫁ぎ先が決まっている。皆、しっかりお勤めするんだよ。
近いうち「エミケン定番商品」に加えます。価格は 税込30,000円 となります。「日報見ました!」という方は特別価格  税込25,000円 にてご提供させていただきます。

●2006年7月9日 蛍の夕べ

急遽 《蛍の夕べ》 開催。タキ、マリ、マミ(敬称略)ご来吉〜。タイゾー大喜び。最近やたら愛想を振りまく事を覚え、 皆に「かわいい、かわいい」を連発され調子に乗って大はしゃぎ。その様を見ていたワシの顔はきっと、ほころびっぱなしだったろう。 宴会野郎だな。しかしタイゾーが起きている間は彼が主役。一瞬も目を離せない。一瞬の隙をついて、やって欲しくない事をする。 ビールや料理やなんやかや何でも鷲づかみにし、ばらまく。大人が「あっ!」とか言って慌てると、よけい喜ぶのだから性質が悪い。
しかし、ほどなくゼンマイが切れたようにパタリと眠りに落ちた。これだけはしゃげば、あとはどんなに大人がドンチャンやっても 起きないだろう。エミ氏大喜び。酒解禁後、初の本格的な宴じゃない?今度はエミ氏が主役。本日の献立も豪華でしたな。 「タキ氏差し入れのワカサギによるマリネ」「奥多摩名物、名古屋を越えた鳥手羽甘辛揚げ」「じゃがいもたっぷりチーズグラタン」 「十穀以上入った十穀米」「手作りアイスクリン、きな粉黒蜜がけ」「マミちゃん差し入れ泡盛二種」。どれも美味かった! エミ氏、前線復帰!!やはり自分が飲めると宴への身の入れようも違ってきますな。ワシもしたたか飲んだ。 明日未明の蹴球世界杯決勝戦、起きれるだろうか?
マミちゃん。すっかり酔いつぶれてしまい、帰宅したこと知りませんでした。お見送りもせず面目ないです。 ワシはいつもあんななんです。酔っ払ってご機嫌になって喋りたいだけ喋って落ちる。懲りずにまた来て下さい。
あれ?蛍、見たっけ?

●2006年7月8日 わが衣手は つゆにぬれつつ

梅雨らしい天気が続く。最近は以前ほど梅雨は嫌いではない。ここだと下界のような猛烈な蒸し暑さもないし、晴耕雨読に近い生活 でもあるので雨にけぶる緑を愛でるゆとりがあるのかもしれない。この時季の山々は本当に美しい。ワシに絵心があれば水墨画の ひとつでも描きたくなる。
今日の雨は凄かったね。「底が抜ける」とはこのことだろう。外に出て上を向いてたら、窒息できるに違いない。豪雨は工房のトタン屋根 を容赦なく叩きつけ、まるで太鼓の中にいるよう。ラジオはもちろん、普段耳栓をして作業するほどうるさいルーターの音さえ かき消される。
さて、作業場から塗装室に入ろうとした時、「ちめてぇ」。上から水がたれてきた。ななんと、痛恨の雨漏り!確かに最近加速度的に ボロくなってきた我が工房。しずく程度の雨漏りなら可愛げもあるが、これは「じゃじゃ漏り」の部類だね。これでは機械も塗装した 製品も濡れてしまう。ワシがいるときだったから良かったけど、夜だったらまずいね。最近手狭になってきたし、そろそろ新天地かぁ!!

●2006年7月6日 蹴球世界杯

やはり観ずにはいられませんな。「今朝はゆっくり寝よう。結果だけわかればいいや。」と思ってても朝4時になると目が覚めてしまう。 決勝戦はフランス−イタリアになった。このへんの試合を見てると「あー、日本は決勝勝抜き戦(トーナメント)に進出しなくて よかったぁ」とつくづく感じてしまう。明らかにまだまだこんな桧舞台でやれるほどの域に達してない。 国民のほうの成熟度もまるで違うと思う。そりゃそうだよね。向こうは「40年ぶりの決勝トーナメント進出!」なんていう歴史の深さ だからね。我々の孫くらいまで日本の蹴球熱が続けば選手も国民もそれなりに箔がつくのではないだろうか?
フランス、イタリアと言えば友人の ヤマスミ(ヤマダスミコ) を思い出す。鞄作りの野望を抱き単身イタリアに渡り、 荒波にもまれるうち、フランス男と知り合い結婚してしまった女。イタリアを愛しフランスを愛する女。 ヤツも世界杯を堪能してるのだろうか?

●2006年7月5日 敗者には何もくれてやるな

久々に読み直した。「あしたのジョー」。昭和50年頃の発行だからもう30年経ってるんだね。30年といえばもう古書と言っても いい。最近の子供にとっては孔子とか孟子と同じだ。
ワシの行動規範ともいえる漫画はこの「あしたのジョー」と「銀河鉄道999」。日常出会う事柄や人は、だいたいこの書物に 記されている。我家での会話にも頻繁に登場する。例えば人物を描写する際「ほらほら、999に出てきた、鉄郎を石鹸の香がするから さらった女の人」とか「プロフェッショナル魂みたいな人だなぁ」とかとか。「あしたのジョー」で最も引用する格言は 「敗者には何もくれてやるな。それがこの世界の掟だ。」
偉大な文化だ。

●2006年7月4日 バカ親日記

タ:「とうちゃーん!これかってくれー!!」
ワ:「おお、いいぞいいぞ」

なんて事に早晩なるんだろうなぁ。はぁ、可愛い。たまらんっ!!

●2006年7月3日 祝・ご出産!

友人の通称「」よりご出産の報告。おめでとー!!実は本日が予定日だったが、ちょいと早めの先月22日に無事女児を出産 したそうです。いやー、良かったよかった。「母子ともこれ健康!」これがなにより。ホントの姫が誕生てしまったね。 これから姫のことは何と呼ぼう?落ち着いたらお顔拝見に伺います。


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