師走
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●2006年12月26日 日刊 タイゾー
おいみんな。タバコのなげすてはやめてくれよな。ふゆのやまはかれはだらけだから、すぐもえちゃうんだ。 オレんちももえちゃうからよろしくたのむよ。
じゃあな。タイタイからのおねがいだ。

●2006年12月24日 耶蘇祭

明日は何でも西洋の神様の誕生をお祝いする日だそうです。だから世の中は賑やかにお祭騒ぎなんだね。日本人は八百万の神々を 敬い奉るから西洋の神様ももちろん例外ではないんだね。
戯言はこれくらいにして、あ、ちなみにワシは世界中の神様を心より敬っております。 永きに渡りこれだけ多くの人々に慕われ続けているという事はすごいこと。日本人もこういう気持ちがあるのなら、 この日を大いに楽しんでもいいと思うのだが・・。ヘタすると、この日が何の日か知らない輩もいるのではないだろうか?
で、戯言はこれくらいにして、我家ではエミ氏がワシとタイゾーの大好物 シュークリーム を作ってくれた。 やったー!!
「タイゾー、いい母ちゃんだな。父ちゃんが選んだんだぞ。感謝しろ。」
いちごまで入って、、、ス・テ・キ。   メリー・クリスマス!
夜は近所の ≪大丹波イルミネーションフェスタ2006≫ を見に行った。 数年前からやってるようなのだが、全く知らなかった。お母さん仲間に教えてもらい知った。・・なんという美しさ。うかつ也。
このあたりは(奥多摩みなそうだが)夜、真っ暗になるので、電飾がとても美しい。山頂から張られた耶蘇祭木(クリスマスツリー) をあしらった電飾がこの祭の中心となり、この集落の人たちみんなも協力し、各家庭でも趣向を凝らした電飾を施し、 それらを巡れるような形になっている。けっこう見ごたえがある。予想に反してすごい混雑。実は有名? 大人でもこれだけ楽しめるんだから、子供は大喜び。いやー、来てよかった。年明け5日までやっております。是非お越しください。

●2006年12月23日 先客万来

『金柑画廊』太田氏、桃ちゃん一家、霰ちゃんご一行様。ご来城ありがとうございました。 太田氏には慌しくさせてしまい申し訳ありませんでした。(写真も撮れなかった・・)
はやくお店を完成させ、皆がゆっくりできる空間を作らねば。「ちびっこ広場」も作ろう。ここは畳だな。責任者はタイゾー。 タイゾーには柔道着を着させよう。大人たちはこっちで川を眺めながら、エミケンの特大食卓で茶でもすすってもらう。 茶で物足りない人はこっちの酒舗(バー)にてJAZZを聞きながらワイワイと。それも飽きた人は、こっちで卓球大会・・・。 ナニ屋じゃい!   夢が膨らみますな。

●2006年12月22日 氷川城 進捗

「ケン、ちゃんと仕事しているよ」之図。
電気配線です。もうすっかり玄人裸足の域だと自負しております。しかし師匠の 『まぶい電工』ハシガミ氏 には遠く及ばない。 もっと精進し、いつか資格をとるのだ。

●2006年12月17日 西家訪問

さあ、日曜日は父ちゃん日。ワシの出番です。タイゾーと二人、近所を散歩する。氷川城から海沢大橋を渡り、対岸の遊歩道を歩く。 遊歩道とは言ってもなかなか本格的。足を踏み外せば50mは落ちなければいけない場所もある。行楽期は徒歩旅行者(ハイカー) で賑わうこの遊歩道も、この時期は閑散。ごくたまに人とすれ違う。木々の葉はすっかり落ち、遠景もよく見渡せる。虫もいない。 汗だくにならない。「なかなかいいじゃない!」 タイゾーは葉っぱや木の枝を拾っては大喜び。たまらなく微笑ましい光景。 ワシはどんな面して眺めているのだろう。奥多摩に住んで本当に良かった。三時間弱の散歩だったが、物凄い濃密で充実な ひとときだった。ほどよく汗もかけたし。また来週の日曜もどこか行こうな。
午後、エミケンタイで青梅の西家を訪ねる。10月に赤子が誕生したので、お顔拝見。トモキ君。父ちゃんそっくりだ。 かわいいのぉ。臭いもいいのぉ。(変態ケン) タイゾーは今ひとつ無反応。 それよりも3歳のユウキ君と7歳のマキちゃんに遊んでもらうのに夢中だった。二人とも優しいんだよね。 子供たちの無邪気に遊ぶ姿のなんと微笑ましい事か。・・なんだかワシ最近変だね。すごい心優しい人になってる・・。 マキちゃん、ユウキ君ありがとう。そして西さんお邪魔しました。
なんか今日はいい日曜日だったなぁ。

●2006年12月16日 日刊 リカちゃん

リカちゃん、ご来城。白丸湖にカヌー練に来るも、水がなくできず。そうでした、来年二月一杯、ダムの水を抜き湖底の土砂を さらう工事をしているんだった。連絡網まわさずスンマセン。カヌーの皆さまそういうわけですのでご了承ください。
土日は保育園はお休み。なので、タイゾーの相手をしなければいけない。しかし、ワシは大黒柱として土曜も労働。 エミ氏に子守を任せる事になる。日曜はワシも完全休業するようにし、そこで帳尻を合わせる。
しかし、今日は救世主リカちゃん登場!これはありがたい。おかげでエミ氏もなんやかやとすることが出来たようだ。 リカちゃんを熱い風呂と「生姜焼き定食 お代わり自由」でもてなした。ホントに助かったよ。タイゾーも大喜び。 もうリカちゃんのことは認識してるね。白丸で練習できないけど、また来て下さい。

●2006年12月15日 日刊 タイゾー

タイゾーの通う保育園にて≪クリスマス会≫があった。父兄も参加できる。
保育師(保母さん、保父さん・・ワシはこっちの呼び名が好き)の方々がサンタの格好をし、手品や劇などを見せてくれる。 保育園だとさすがに子供が参加する出し物はキツイのだろうか。それでも4、5歳の子供たちは内容も理解し、保育師たちとも 意思疎通(コミュニケーション)し、歌なども一緒に歌う。が、タイゾーらの世代にとってはチンプンカンプン。 それでも絵的に面白い場面では喜んでいる。しかし流石にすぐ集中力がつき騒ぎ出す。その上劇中で物を食べる場面など 出てこようものなら、「まんま!!まんま!!」とまた大騒ぎ。どうやら腹が減ってしまったようだ。どうにもおさまらない。 こんな時に限り「おむすびころりん」などやって、おにぎりをこれ見よがしに食べる。 最後にサンタが洋焼菓子(ケーキ)や駄菓子をくれたのでようやく収まった次第である。 とはいえ、楽しいひと時であった。子供がたくさんいる空間ってのは、それだけで華やかなもんだ。
さて、その後解散となりエミケンタイで奥多摩駅周辺をしばし歩く。普段は車で通り過ぎるだけでなかなかじっくり見ることはない。 しかし、流石東京屈指の観光地。一歩裏路地に入ると、なかなか風情がある。こんな場所、ワシは大好きである。一人で写真機持って 散策というのもオツだがちょいと寂しい。これからはタイゾーをお供にこんな散策もよいね。
子供がでたことにより、今までとは違う価値観にことあるごとに気付かされるようになった。 「旅行にも行けない」「都会歩きもできない」と消極的に考えることもあったが、考え方をちょっと変えると 「こんなところ、子供がいなかったら来ないよな」とか「気付かないよな」とか「しないよな」ということになる。 最近はその頻度が増え、日々新鮮。「遠くを急いで」より「近くでのんびり」てな感じですな。タイゾー、万歳!

●2006年12月11日 文化都市

昨晩は相模原のワシ実家泊。先月産まれた パプ男 改め コウヨウ もいる。ワシ妹がまだ里帰り中なのだ。 昨日は日曜なのでダンナのパプア君もいた。皆で価値観を共有できると話も弾む。来年1月。ワシ弟一家も札幌から来るそうなので、 エミ氏は「女子三人で陣痛話、しようねぇ」などと楽しみにしている。
朝食後、近所の公園に行き親子三人で遊ぶ。こんなことも初めてだね。なにせ奥多摩では公園といえば「国定公園」しかないからね。 相模原はさすが70万人都市。公園も充実。この場所はかつて米軍の基地だっただけに相当広い。
わしが幼少の頃は跡地として立ち入り禁止になっており、うっそうとした森になっていた。しかしこれが子供にとっては魅力的で、 ワシはよく金網の穴から進入し、住宅の廃墟や怪しい建物に入っては軽い文化的衝撃(カルチャーショック)を受けていたもんだ。 日本の住居とはどことなく違う間取り、建具、雑貨などなど。たまに鉄兜や飛行帽なども落ちていて、今思えば拾っておけばよかった。 そう言えば、巨大な穴もあったな。「爆弾の跡」と呼んでいたが本当にそうだったのだろうか。
その米軍基地が日本に返還され、その後公の施設や公園が出来た。宇宙科学研究所や国立フィルムセンター、 プロ野球の開幕戦も行われる球場、スケート場、プール、テニスコート等々。文化都市にふさわしい。
公園に置いてある遊具は木製でなかなか意匠、感性ともよい。よく見るとデンマーク製。さもありなん。 さりげないところにカネかけてますな。タイゾーも大喜びのおおはしゃぎ。 こんなにも遠くからタイゾーを眺めたのは初めてではないか。それだけ公園は広く安全。奥多摩では一歩間違えれば谷底、急流。 ないものねだりですな。身近にないからよく見える。たまに来て遊ぶくらいが丁度よい。
昼、車で町田へ。ヨドバシカメラにて 北野きゅうちゃん と待ち合わせ。デザフェス23で知り合った絵描きさん。  『きゅうこんのねっこ』 (←見るべし)
注文されていたエミ部門の<尺蠖クッション>をお渡しした。赤子の産まれた友人にお贈りするそうです。 うう、心やさしき乙女よ。
その後、ゆっくりと町田を物色。なんだか楽しかった。こんな些細な事が最近できてなかったんだね。 こんなことで喜べるワシらがワシは好き。

●2006年12月10日 あ〜てぃすとマーケット

横浜赤レンガ倉庫で開催中の  ≪あ〜てぃすとマーケット≫ に出かけた。 友人のスペインタイル作家  『アトリエ・ギーニョ』  代表 もとみちゃん が出展しているのでその陣中見舞いと、今後『エミケン』も出展すべきかの視察も兼ね。
親子三人で電車で出かけるのは初めてかね?なんだか普通の親子みたいで楽しかった。休日、しかも耶蘇祭(クリスマス)前とあって 横浜の港町は賑やかで華やかだ。都会って楽しいね。雑貨屋などに入るとついつい什器や照明、色使いや間取りなどを物色してしまう。 どこも上手に空間を演出してるよね。ほんと美しい。
赤レンガ倉庫の会場に入る。結構小規模。デザフェスと比べてしまえばやむなし。しかし、出展者も客もギュウギュウで 活気溢れる。まさにマーケット。ギーニョの場所を探すが見つからない。狭い会場なので何度も行き来するが見つからない。 仕方ないので取説(パンフレット)を見る。すぐ見つかった。(最初から見ろって)  何度も通り過ぎた場所だったのに気付かなかったのは大繁盛ゆえ。ギーニョ前は黒山の人だかり。もとみちゃん大忙し。 しばらくして落ち着いた頃声をかけた。昨日に反し今日は天気も良く人手、売り上げとも上々だそうです。忙しいながらも 作品への反応がよく、とても嬉しそう。ここ数日の作品作りの疲れも帳消しですな。ほんといい顔をしてた。
物作りって常は一人で黙々と。だから晴れの舞台に出るのはとても楽しい。まして好評であればなおさら。よかったね。 素敵な祭でした。『エミケン』も要検討ですな。

●2006年12月7日 エミ友 ご来城

エミ氏の浅草鞄業界時代の仲間、現在は結婚し仏蘭西(フランス)在住の ヤマスミ が久々に日本に来ている。 このヤマスミとヤマスミの学生時代の同期であり、現在羽村在住の帽子、人形作家  『antenna of ant』 代表 さや香ちゃん が遊びに来た。 ワシは本日は亭主(ホスト)役。
二人とも物づくり、販路の造詣が深く、非常に有意義かつ建設的な意見を賜ることが出来た。『エミケン』はこれから 店を開店させ、また次なる段階に進むわけだが、もちろん初めての経験。期待と共に不安も大きい。 しかし、こんな友人がいてくれることはとても心強い。他にももちろん大勢刺激を与えてくれる人たちがいる。 ワシの哲学「人脈は金脈」。カネではなくキン。まさしく金脈。素晴らしい人物に出逢う事は金脈を掘り当てるに等しい。 ゆめゆめおろそかにするべからず。そして自らも金脈と言ってもらえるよう精進しよう。
ヤマスミ、さや香ちゃん。ご来城ありがとうございました。

●2006年12月6日 奥多摩地区 忘年会

奥多摩で活躍するよそ者の忘年会を氷川城にて開催。東京都のレンジャー 北山一家、  『ねんぼう』 イカダ家、 ディジュリジュ奏者 NATA 一家。あと数組面白い人たちが来るはず だったが、来れず。彼らは本当に頼もしく、企画力、行動力、実力、人望どれをとっても魅力的。まだまだ多くの逸材が奥多摩には 生息している。今後積極的に交流し、なにか面白いことを発信できたらと思っている。奥多摩、いいところだよ。 皆さんも、さぁ、移住!やれ、移住!!

●2006年12月5日 奥多摩へ

デザフェスと納品を終え、エミ氏実家にもう一泊お世話になり、本日夕方奥多摩へ帰宅。
エミ氏もワシも何かようやく心の底から一息つける心境になっている。7月頃から続いたバタバタがこのデザフェスまで、 目一杯ではないのだがズルズルと続いていて、心落ち着ける暇がなかった。しかし、デザフェスも盛況のうちに終え、 エミ氏も久々の物づくりで好感触を得、充足感も手伝い、なんとも言えぬ穏やかさに満ちている。 口に出さずともお互いそんな心境だ。
まだこれから、来年5月の店舗開店に向けやることは山積しているが、気持ち的にとても前向きになれてる。しばし補充し 年明けから加速装置で動こう。
首都高の向島付近、ヒズさんのあたりから見た夕日のなんと美しかったことか。 今の心境がこの夕日をより美しく見せているに違いない。
よーし!

●2006年12月4日 火星人居酒屋腰掛 納品

千葉市のお宅に <火星人居酒屋腰掛> (バースツール) を納品に伺った。新築の戸建のお宅で、台所の島型流し(アイランド型キッチン)用にとご注文いただいたもの。 流しの高さ85cmに合わせ、座面高60cm。要足置き。というご要望。模型を作りその写真を見ていただいた後、製作。
お邪魔するとウェグナーの「Yチェア」が二脚鎮座。こちらはご主人が選んだそうです。そして奥様は『エミケン』にて二脚。 なんだか嬉しくもあり畏れ多くもあり。しかし、個性と言うのは競争すべきものではないからね。ワシはワシ。 奥様に気に入っていただければそれで満足。
まことにありがとうございました。

●2006年12月3日 デザフェス24

今回も実り多き、素晴らしいデザフェスでした。本当に胸が一杯のときは、多くは語れないもんです。ご来場くださった皆さま、 お近づきになれた出展者の皆さま、本当にありがとうございました。多くの出会い、再会があるからこそこの祭にまた来たくなって しまいます。次回もまたここでお会いしましょう。

●2006年12月1日 梅村ご夫妻 ご来城

先日革をいただきに伺った、「浅草橋のある鞄製作所」さんの社長さんご夫妻がふらりと氷川城に寄ってくれた。特にあてもなくふらりと 奥多摩方面に来たそうだ。このあと奥多摩湖方面に行き温泉でも行くかな、ということです。贅沢至極ですな。
デザフェス直前で作品が溢れかえり、結構サマになってるエミ工房も見てもらった。同業の大大先輩に作業場を見られるのは緊張するね。 是非また予告なしで視察に来てやって下さい。5月には店も完成するので、『エミケン』も目的地のひとつになると思います。 ご来城ありがとうございました。
本日夜、松戸エミ氏実家に出発。実家にタイゾーを預け、明日早朝エミ氏とワシでビッグサイトに向かう予定。 胸が高鳴りますなぁ。いざ!出陣!!



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