如月
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●2007年2月27日 宣教師ロボ
スペインから「宣教師ロボ」来日(か?)。←タブロイド紙風
やらせじゃないよ。自分で勝手にやっているのです。この編み物を頭に載せるのが最近のお気に入りらしい。 一度ウケると何度もやるんだよね。なんか神妙な顔して、いかにもそれらしく振舞っているが、宣教師なんて知ってるのかね? 前世?
布教活動がんばってください。

●2007年2月25日 ワシ書斎進捗とカヅタイ

ワシ書斎、壁と天井がほぼ付いた。天井の施工はキツかった・・。あとは床を敷いて、壁と天井に漆喰を塗って完成! 天井の漆喰塗りもキツいんだろうなぁ。エミ氏、がんばりましょう!!
夕方、日原城に遊びに行った。土日はタイゾーも保育園が休みで体力持て余し気味。「日原の山猿」カヅキと取っ組み合いして 体力消費するに限る。今日のカヅキは強かったね。「噛み付き攻撃」を喰らい、タイゾー三度轟沈!しかし最後にタイゾーの 「頭ゴリゴリ攻撃」にて撃沈!ガキが取っ組み合いする光景を肴に飲むナポレオンのなんと美味かった事か。 また「若殿対決」見せておくれ。

●2007年2月24日 ひなまつり会

保育園の「ひなまつり会」に行った。この保育園には0歳から5歳までの子供がいる。タイゾーは最年少の0、1歳児が所属する 「ひよこ組」。一番初めに出し物が披露された。「アヒルの行進」。アヒルの顔のついた帽子をかぶり、よちよち出てきて、 名前を呼んだら立ち上がって「はい!」と答える芸だ。この日のために相当な訓練をつんできたようである。
「ひよこ組」の親に対して事前に先生より厳重に言い含められた事がある。「親御さんは決して顔を見られないようにしてください」。 子供たちは子供たちなりに気を張り、芸を全うしようと自分を追い込んでいる。そこで親の顔を見たら、 一気に緊張の糸が切れるというのだ。なるほどねぇ。上の組になれば場馴れして、観客の前、親の前でも堂々と 芸が出来るようになるという。
しかしワシはあまりその重要性を理解していなかった。我が子見たさに前の方に行き、写真機を構えていた。
幕が上がりひよこ組登場。「お!タイゾー堂々としてるじゃん!!」と思った刹那。ヤツがふとこちらを見た。覗き窓(ファインダー) 越しにタイゾーの目に涙が溢れるのが見えた。「しまったー!」。動きが止まりこちらを指差して何かつぶやいている。今にも舞台を 下りてきそうだ。ワシは写真機を顔の前から離さず身体を小さくする。しかしもう完全に気付いてしまったようだ。
しかし、ヤツも集中力を発揮させたか、根性で芸に戻った。気持ちはこっちにあるのが手に取るように分かる。全員が一列に並び、 腰掛ける。一人ずつ名前が呼ばれ返事をしていく。「頼むちゃんと答えてくれ」。タイゾーの名前が呼ばれると、腰を浮かせ、 手を上げ元気よく「あい!」と答えた。よかった〜。
全員の名前が呼ばれ退場。ワシは「もういいだろう」と顔から写真機を外し手を振った。その時、糸の切れる音がした。 タイゾー、舞台の真ん中でおお泣き。先生に抱っこされ退場。会場大喜び。
その後、上の組の子供たちの芸も見せてもらったが、大いに笑い、大いに泣けた。「子供を一人前に扱おう」と心で感じた一日だった。 (写真は2、3歳児組)

●2007年2月23日 氷川城 進捗

昨日届いた床材。製材したてのビショビショ材なので、井桁に組んで乾燥させなくてはいけない。この作業をエミ氏に依頼。 肉体労働を絵に描いたような単調な繰り返し作業。今回届いた材は300枚。残り150枚が後日届くのでそれもお願いします。
引き続きエミ氏は「看板作り」。本日は肉体と頭脳、たっぷり使ったね。お疲れさん。

●2007年2月22日 進捗と北山家

「エミケンのお店」の床材が届いた。経費削減のため、出来合いの床材ではなく建築用杉間柱。本来壁の下地として使う 材料だが、板厚といい幅といい質感といい、床材にぴったり。最もいいのは価格。約450枚購入したが計9万円ほど。出来合いだと 安くても30万円はするだろう。ただ、自分でだいぶ加工しなくてはいけないけどね。
「金のない者、手間を惜しむべからず」(エミケン家家訓)
夕方、日原の北山家が遊びに来た。例の日原城城主です。カヅキ、男前になったね。

●2007年2月21日 氷川城 進捗

エミ氏も手伝えるようになり、仕事がはかどった。エミ氏には「車庫周囲の壁はがし」を依頼。 石膏ボードが打ち付けてあるのだが、痛みが激しくみすぼらしい事この上ない。ここは店の入口になり「店の顔」にあたるわけだから このままというわけにはいかない。木の板を貼り付け、黒く塗る予定。カッコイイ空間になるはずだ。
ワシは相変わらず「ワシ書斎」製作。壁がついた。

●2007年2月19日 タイゾー保育園

普段タイゾーの保育園への送迎は、送:ワシ、迎:エミ氏。今日はエミ氏が下界に行く用事があり迎できないので、 ワシが久々に行った。
この保育園の歴史は古く60年近い。この建物自体も築40年程。環境もそうだが、建物もなかなかに味わいがある。しかし、 この4月からすぐ近所に新築中の新園舎へ引っ越す事になっている。この風情ある建物ともお別れだ。新園舎は保育園の先生曰く、
「奥多摩らしくなくてびっくり!」だそうだ。はっきり言わなかったが言外に失望感が現れている。近代的過ぎると言うのだ。 なるほどね。来週ワシも仕事で新園舎に行く用事があるのでワシの意見はその時。
というわけで、折角だから旧園舎を写真に収めようと、写真機を持って迎えに行った。写真機などぶら下げて園庭をうろつけば、 チビ共の格好の餌食。ワラワラと群がってきた。「おじさんカメラマン?」と聞くから「そうだよ」。すると違う子が 「違うよ〜、タイゾウ君のお父さんだよ〜」「え〜、ウソついたの〜?」
ワシ「そう、ウソ」
チビ「わー!嘘つきだー!!」「嘘つきは泥棒のはじまりだよー!」
ワシ「スンマセン・・・」
てな感じで大変楽しい。その後は「写真とって〜!」攻撃。気が済むまで撮ってやる。以前だったらフィルムがもったいないので、 撮る振りだったが、今は本当に撮ってやれる。
たまにこうやってチビ共と遊ぶのは楽しいものだが、毎日となるとこれは大変だね。先生方には改めて敬意を表します。
チビ共よ。この園舎での思い出をいつまでも忘れるんじゃないぞ。

●2007年2月18日 羽村 合コン

今日は日曜。日曜は「父ちゃん日」。エミタイを連れ下界へ。下界といっても羽村青梅周辺だが。もっと下界、都心では 「東京マラソン」で大賑わいのようだ。お祭騒ぎで楽しいんだろうなぁ。
いつもよく行く下界だが、今日はとくに考えもなしに  サヤカちゃん に電話してみた。羽村で帽子と人形を作ってる 作家さんだ。
「あー!エミケンさん!!久しぶり。私も会わせたい人がいるんだぁ。」
だって。たまたまサヤカちゃんの友人が複数集うことになっているようだ。サヤカちゃんからワシらの事を聞き、 彼らも会いたがってくれているという。「うれすぃ〜、こりゃ楽しみ楽しみ」といそいそ下界に下りていった。
建築資材と食料品を買ってから・・・下界で家族奉仕と言っても、やはり生活、仕事中心!・・・羽村の「デニーズ」で集合。 大人8名子供4名。大賑わいだ。革作家さん、楽団員(バンド)、調理師さんと言った面々。不思議な取り合わせだ。
なんか皆お互いの立場に共感できるような人たちで、話が弾むのだが、そこはガキ4人が許さない。すぐ飽きてきてはしゃぎだす。 家族食堂(ファミレス)のおもちゃ売り場の威力は凄いね。あれは売るためというよりも、親が子供をなだめすかすための 小道具だったんだね。大いに役に立った。
続きはいずれ氷川城でゆっくり話しましょう。サヤカちゃん。面白い人たちに会わせてくれてありがとう。

●2007年2月12日 ワシ書斎 進捗

天井の骨組み、半分完成。今まで壁は何度も作ったが、天井は初めて。住居部の天井裏に潜り込み、本職の仕事を研究。 かなりいい加減だね。でもこれでいいんだね。見よう見まねで施工。しかし家具屋の性で、見えないところも丁寧にやってしまう。 こんなに美しいのに天井材貼ってしまうのもったいないな。

●2007年2月11日 負傷ッタイ

ワシが建築資材を買いに下界に行っていると、エミ氏より電話。「ケケケケ、ケン〜。タタタタ、タイゾー〜」。 (ちょっと脚色)
タイゾーがこけて、鼻から血をドバドバ出しているようだ。この三連休、タイゾーも力を持て余し気味で、家の中で張り切っている。 テレビ部屋にある茶箱に顔面から思いっきり飛翔(ダイブ)したそうだ。茶箱に布団がかかっていて飛翔しても 安心だと思ったのだろう。「危険だな〜」と思っていたのだが、布団の上で顔面から倒れる遊びが最近のタイゾーのお気に入り。
40分後家に着くと、タイゾーは鼻の周りに血と鼻水がこびりついた状態で寝ていた。骨折はしてないようだね。
ワシも昔よく大量出血してたなぁ。あれは小学校一年の時だったか。 近所の公園の巨大なコンクリートの滑り台を立って滑るのが自分的に流行り、案の定前から倒れ、顔面をしたたか打ち、 着ていた白いシャツが真っ赤になるほどだったのにその後も遊び続け、普通に「ただいまー」と家に帰ると母親が仰天し、 そのままタクシーで病院に行ったら、「骨が見えてますねぇ」と医者に言われ、オデコを数針ほど縫った。 なんてことがあったなぁ。
タイゾーもこれからいろいろやらかしてくれるんだろうなぁ。

●2007年2月10日 ワシ書斎 進捗

壁に断熱材が入った。暖かい部屋になるよ〜。断熱材10坪入り:3980円(ジョイフルホンダ)。

●2007年2月8日 ワシ書斎 進捗

壁の下地がほぼ完成。なんとなく見えてきた感じです。部屋一つ作るにしても、結構材料使うね。自作(セルフビルド)とは言え、 出費はかさむ。青梅の  カインズホーム には、ほぼ日参している。 先月末には瑞穂に  ジョイフルホンダ もでき、自作派には益々 うれしい環境になった。お互い「安値、地域一番店!」を掲げており、値引き合戦が熾烈になってきた。例えば壁の骨組みに使う 「真柱」。つい数日前まではカインズホームで「五本入り:1250円」だったものが1000円!他の建材も軒並み値引き。 業者がトラックで買い付けに来ている。消費者にはうれしいが、ほどほどにね。共倒れされては困るので。
こんな工事でも、業者に頼んだら100万はいくだろうか?ワシの技術もなかなかですな。

●2007年2月7日 新顔 スライド丸鋸

「ケン部門」に新顔が加わった。日立工機製スライド丸鋸、通称「スラ吉」
日々内装工事をしていると、どうしても大工的道具が欲しくなってくる。ヤフオクで探していたが「これ」と言った物はない。 どうせ買うなら早い方がいい。奮発して新品を買った。
さーて、早速使おう、と思ったがなかなかに扱いが難しい。なんでも取説を読まないワシだが、これは熟読の必要がありそうだ。 よーく勉強してコキ使ってやるゆえ、待っとれよ。

●2007年2月6日 チョコッタイ

「タイゾー、チョコを食す之図」
チョコはきっと中毒になるだろうと極力与えずにいた。とは言ってもワシら大人は大好きなので常備している。ところがちょいと目を 離した隙に見つけてしまったようだ。気付いた時はこんなありさま。ビニールごと「ぐっちゃぐっちゃ」かじっていた。 美味そうでもあり、不味そうでもあり。タイゾーは気に入ったんだろうね。これが正しい食べ方でもあるように、 一生懸命真顔で食べていた。ほどほどにしとけよ。

●2007年2月5日 牡蠣食えば

仙台の時計屋KEN氏 より嬉しいお届け物あり!
「牡蠣の詰め合わせ」
「オー298」だっけ?ウイルスが流行ってるそうだけど、それは牡蠣のせいではない。悪い具合に、食す人間の調子が悪かった時に ウイルスが「ここは居心地がいいぞ」と居座ってしまうのである。風邪でも他のウイルスでみんなそう。日常の失敗も大抵そう。 なんでもかんでも他人のせいにする前に、まず「さて自分はどうだったか?」を自問してみるべきだろう。
KENさん!美味いよ!!取説の通りにまず殻付を焼いて食した。殻に溜まった肉汁をこぼしては何の意味もない。この汁の美味い事! 白ワインや、レモン汁をたらして堪能した。ちょびっと風邪気味だったワシも、身体が火照ってきて元気になったよ。 残りの殻付き牡蠣は、エミ氏が「ナントカ」という保存食にするそうで、せっせと殻を割って中身を出した。オリーブオイルで どうのこうの言ってた。美味いらしいよ。
明日は剥き身で入っていた生食用牡蠣で「牡蠣フライ」。ウヒー!大好物!!エミ氏とワシ二人で数年前、 生牡蠣を食し大当たりしてしまい、ひどい目に遭って以来、ナマはやめてます。
KENさん。本当にありがとう!!!

●2007年2月4日 水疱瘡ッタイ

「タイゾー 水疱瘡之図」
潜伏期間が二週間だから、中耳炎の治療で耳鼻科に行ったときにでももらったのだろう。保育園や病院など、 盛り場に行く機会が増えるにつれ、病気も貰ってくる。大人が盛り場で貰ってくる病気とは違い、「身体を丈夫にする」為の病気だから これはありがたいことなのだろう。水疱瘡などは子供のうちにやってしまった方が軽く済むので、「水疱瘡ちょうだい!」などという お母さん方もいる。
そう言えばワシは1979年から1980年になる大晦日を水疱瘡で苦しみながら布団の中で過ごした。辛かった思い出がある。 10歳だから水疱瘡をやるにはちと遅い。タイゾーはご覧の通りひどくボツボツしているが、高熱も出さず元気はある。 ただ寝る前など体温が上がる時に痒くなるようで大泣きするが。今やっちゃってよかったね。

●2007年2月3日 タキ氏、マリちゃん 祝・ご結婚!

エミ氏と二人、 タキ氏、マリちゃん の結婚披露宴に行ってきた。場所は青山の新懐石料理『星のなる木』。
二人は昨年9月に入籍したが、式は挙げていなかった。うん。やはりやってよかったよ、お二人さん。第三者にお披露目しないと 「こっそり結婚した」みたいで二人にとってもケジメがつかないよ。それにこんなに大勢の人が、その日一日、 場合によっては前日から、二人だけのために時間を都合し集まってくれ、祝福してくれる。こんなことは人生でそうたくさん ある訳ではないからね。主役の幸せな姿を見ていると、こちらも本当に幸せな気分になる。数日はいい気分でいられる。 マリちゃんきれいだったな。
披露宴の常で主役とはあまり話せなかったが、幸せな二人の姿を見れてよかった。食事も美味かった。物凄く美味かった。 感動的に美味かった。また機会があればあの店にも行ってみたい。
お二人さん。おめでとう。今度は氷川城でゆっくり語りましょう。

●2007年2月2日 西荻窪『A bar』

以前 <テレビ台>  をご注文いただいた ハラケン氏 より、内装について相談をもらった。彼は昨年末、西荻窪に 『A bar』 を開店させた。 念願の自分の城だ。行こう行こうと思っていて、未だ行けてなかった。
なんとかっこいい店だ!いわゆる「アメコミ(アメリカンコミック)的bar」はあまり好きでない。それはそれで店主の趣味のよさが 出ていたりするが、どうも落ち着かない。音楽もうるさめだし。その点『A bar』は「禅的bar」とでも言おうか、余白、静寂、落ち着き、 が漂っている。こんな空間で飲む酒は美味いに決まっている。「食事は一切出さない」という概念もかっこいい。 ハラケン氏曰く「西荻は料理が一番美味い!」そうで、必要があれば出前を頼んでくれる。『A bar』の階下も美味しい創作料理屋さん。 西荻全体が調理場といったところだ。
今回ワシがお願いされたのは玄関扉周辺の、ちょっとした部分だが、こんなかっこいいbarに携われて非常に嬉しい。是非皆さまも お立ち寄りください。住所はハラケン氏の「見つけにくい店」という概念により載せません。駅から徒歩5分以内のビルの二階です。



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