長月
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●2008年9月28日 ラフトバイト
昨日御岳でオダさんに「明日、ラフトやりませんか?」(オダ口調で) と頼まれた。お客さんの前では言えないが実に一年ぶり。 しかし漕げるもんだね。余裕をもって漕げた。余裕を持って、というのは上手く漕ぐだけでなく、わざとぶつけたり、ヒヤリとさせたり。 そして最も重要なのが軽妙な会話。しっかり芸が身に付いているのが嬉しかった。自分も大いに楽しませてもらった。 まだまだあとひと月は楽しく遊べますよ〜。

●2008年9月27日 保育園運動会

保育園の運動会だった。保護者会役員のワシはどうにも気合が入ってしまい、Tシャツジャージ姿。まるで先生だね。 天気が心配だったが幸運にも運動会の時間だけ強い日差しが射してくれた。父親参加や母親参加の競技もたくさんあり、実に 楽しかった。
午後は久々に御岳に漕ぎに行った。普段氷川城下の川で練習はしているが、やはり御岳は格別に楽しい。流れが激しいのはもちろん、 ゲートも常設してあるし、なにより人がたくさんいていい。カヌーの人、観光客。二時間ほど漕ぐつもりだったが、日が暮れるまで たっぷり漕いでしまった。

●2008年9月26日 パンイチ

納品が二つ済んで工房が空いたので次の仕事にかかる。ちゃぶ台3台と階段箪笥の製作。日報をご覧になってる方もだいぶ家具作りの 手順が分かってきたかと思いますが、まず最初の作業 板接ぎ です。「クランプはいくつあってもいい」というヤツです。 板接ぎが済むと気持ち的にかなり楽になる。
夕方タイゾーが帰ってきて、何故か「パンイチ」で工房に入ってきた。板接ぎの写真を撮ろうと思っていたところだったので 一緒に撮影。このウソ臭い微笑が最近の流行(はやり)のよう。カメラを向けると必ずやる。ワシ的にはちょっと前流行だった 「ふてくされ顔」のほうが好きなのだが、最近全くしなくなってしまった。残念。まったく変な男。

●2008年9月24日 絵本棚 納品

 <絵本棚>  を納品してきた。子供たちが直接使う物ではないけど、たくさん触ってアジを付けて欲しいな。

●2008年9月23日 カツラ食卓 納品

 <カツラ食卓>  を納品してきた。お客様はカヌー友達の 文ちゃん なので家族みんなで遊びがてらの納品だ。先日5日に長男 ユウヤ  が誕生した文ちゃん。おめでとう!奥様とユウヤ君はまだ里帰り中だが、この日は家に戻ってるとのことで、拝顔かなった。 7月に打ち合わせに来てくれた時にはまだお腹の中だったんだよね。感無量。生後二週間、小さいね。リュウゾウが3ケ月。 こんなにデカくなっちゃうんだね。そしてタイゾーは3歳。巨大だな。あっという間だ。その時その時を楽しんでおかなければと つくづく思う。
今日はばたばたしてるところお邪魔しました。そしてテーブルもありがとう。落ち着いたらみんなで奥多摩に遊びに来て下さい。

●2008年9月22日 鋼鉄ジーグ

タイゾーが持っているおもちゃ、相当な希少価値があるのでは。ヤツにはそんなこと全く分かってないだろう。マニアだったら 間違いなく透明ケースに入れて飾っておくところだが、タイゾーは他のおもちゃと差別せず、容赦なく遊ぶ(壊す?)。
ワシが小学生頃にテレビでやっていて夢中になった  「鋼鉄ジーグ」 の 超合金 である。 鋼鉄ジーグも懐かしいが、「超合金」って言葉も懐かしい。今の子供は知らないのでは?超合金、欲しくてねぇ。ゴレンジャーやら マジンガーZやらガッチャマンやらボルテスファイブ・・・いろいろ買ってもらったな。チャチな物も多かったが頑丈な物は今でも 残っている。先日実家に帰った時に持ってきた。
そんな中で一番のワシのお気に入りが鋼鉄ジーグだった。どうやらタイゾーも痛く気に入ったようだ。なんだか嬉しい。意匠がいいよね。 永井豪先生、さすがです。タイゾー、大事に遊べよ。

●2008年9月15日 リュゾウ初野営

この時期になると野営がしたくなる。夏は暑いし虫がいるし人もいっぱいなので、これからが本格的季節だ。
今回は期せずして親族ばかりの野営になった。エミ姉一家、ワシ妹一家。子守としてツゥジーも召集。大人7人、3ヵ月〜9歳までの子供 5人。場所は本栖湖畔。とても楽しかった。リュゾウもひょうひょうと過ごし、全然平気だった。たいしたもんだ。大物だ。 二人目ってのは親もいい加減だね。タイゾーの時は3ヵ月で野営に行こうなんて思ってもみなかった。
皆も大いにハマったようで、今後もどんどん誘って野営の達人になってもらおう。野営通が増えるとなにがいいって、 現地でみんなが率先して働いてくれるので、ワシはなんにもしなくていい。今回もワシは椅子に座りっぱなしだったけどね。
身内とこんな遊びができるってのは、ほんといいもんだ。

●2008年9月13日 絵本棚 制作中

保育園から依頼されている  <絵本棚>  の組立て作業中。タイゾーがお世話になっている保育園なのでいつも以上に気持ちがこもる。恥ずかしい物を作りタイゾーが イジメられでもしたら大変だからね。もうすぐ完成です。

●2008年9月12日 久々川遊び

ここのところ水量が普段より多めの状態が続いていたので、タイゾーと川で遊べていなかった。
水量も落ち着いたので、保育園から帰ってきたタイゾーと久々に遊んだ。しかし、もう夕方川遊びするには涼しいね。寒くて一時間も 遊べなかった。これからの季節、川遊びでなく「荒行」っぽくなってきそうだ。

●2008年9月11日 水難事故

川で常日頃楽しませてもらっている者として、いつもこの場で川の楽しさを書かせてもらっている者として、やはり川の怖さも書かねば いけないと思うので書かせていただく。
先日6日起きた水難事故について書く。この時期奥多摩では週末になると決まって山の事故、川の事故がある。この日も消防の車 やヘリコプターの音がひっきりなし。しかしこの日はその音がいやに我家の周辺から遠ざからない。川を見ると近所の駐在さんがいる。 「川の事故か」。タイゾーと川に出て見物。よく上流のキャンプ場で人が溺れると下流の我家の前にもレスキューが来るが、 大抵その前に救出される。今回もきっと途中で救出されるだろうと思って見ていた。上流の出来事はここからは全く見えないのだけれど。
しかし消防のヘリが川伝いにどんどん下流に近付いてくる。人数も増えてくる。なんだか騒然とした雰囲気になりただごとではない。 対岸にも警察と消防のレスキューが数人。その時、さきの駐在さんが「そっち行ったー!」と川の中を指差す。この駐在さんは よく知った人で、ワシがカヌーをしていることも知っている。見ると完全に水没した状態でうつぶせに人が流されてきた。 ここまで水没しているとかなり近付いてこないと見つけられない。どう見てもこちら岸からのほうが近いので、すぐさま助けに川に入る。 レスキュー隊の「危ない!入るな!」という声が非常に耳についた。確かにここのところの雨でいつもより水量は50cmほど増えている。 流れも速い。でも常日頃ここで遊んでいるので安全に助けられる自信があった。そうでなかったら絶対に入らない。 それよりもレスキュー隊が入ってこない事のほうが不思議だった。この辺の川を知らないのだろう。知らない川でこれだけ流れが 早かったらワシも入れないだろうが、彼らはプロだからね。でもプロだからこその判断なのかもしれない。正義感だけではプロとして 失格なのかもしれない。
岸に引き上げ、ヘリで病院に搬送されたが、4.5kmも流されてきたと言うことで助からなかった。病院に行くまでもなく現場にいた人は 皆「これはダメだ」と分かっていた。それくらいひどい状態だった。急流を流されてきた人というのは「大根おろし」のようなもなのだ。 肺の空気が抜けて水没した状態だとなおさらひどく傷付く。頭に激しく岩にぶつかった傷があった。おそらくこれで気を失ったか 絶命した、ということだ。
彼らは上流でバーベキューをしていたという。相当酒も飲んでいたそうだ。夏の川の事故は大抵これである。酔っていなければ そう溺れるような川ではない。逆に言うと溺れそうな場所を「溺れそう」と判断できるのだ。「恐怖心」というのは人間にとって もっとも高性能な安全装置。酒はその装置を外す。ワシも改めて川の怖さを身に刻んだ。奇しくも昨年の台風の水害で 痛い目に遭ったのもこの日だった。本当に川は怖い。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

●2008年9月10日 カツラ食卓 塗装

以前材料の状態で登場した <カツラ食卓> 。もう三ヶ月近く経ってしまった。一枚板の場合、寝かせておく期間が必要なので・・・ ゴニョゴニョ・・・(言い訳)。もうすぐ完成しますので。ブンちゃん、今しばらくお待ち下さい。
優しい柔らかい雰囲気のカツラ材。柿渋と黒の弁柄を混ぜたもので着色すると、非常に木目の美しさが際立つ。塗料の乗りも実にいい。 カツラに塗るのは初めてだったが、こんなにこの塗料と愛称がいいとは思わなかった。大成功!!

●2008年9月9日 絵本棚 研磨

今月納品の <絵本棚> 。部品の加工が全て終わり現在研磨中。研磨が終われば組立。今回は組立を簡単正確に行なえるよう、 ちょっと高度な技を駆使した。そのため図面、加工と 時間がかかったが、ここからは早い。プラモデルみたいなんもんだ。 ここからが一番楽しい作業である。

●2008年9月4日 兄弟

リュウゾーももうすぐ生後三ヶ月。一日50gの勢いで順調に増量している。体重がなかなか増えないワシからするとかなり羨ましい。 母乳だけでよくそこまで大きくなるもんだ。相当素晴らしい食品なんだね。ワシも飲むか。
兄タイゾーが三ヶ月頃の写真と比べてみた。似て非なるとはこのことか。兄ちゃんのほうがコミカルな顔してるね。 リュウのほうが美男子か?しかし成長するにつれどんどん変わるからね。タイゾーは心なしか最近父ちゃんに似てきたように思うのだが。 ねぇ?エミさん。

●2008年9月1日 子連れ助っ人

家内製手工業は妊婦も乳母も即戦力。子供たちも否応無しに父ちゃんの仕事を見なければいけない。見るだけでなく小学生にでもなれば こちらも戦力。夏休みは自分ちでアルバイトだ。はやく仕事を覚えてくれよ。産業革命以前の美しい物作りの姿ですな。



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