霜月
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2009年11月30日 塗油
<引き出し箱>と製作中の食卓の天板に 油を塗った 。塗油作業はいつもお店の空間で行なう。 「木屑舞い木材踊る」 工房は塗装作業には向かない。以前の工房ではその狭さのためそうも言ってられず、工夫して同じ空間で 塗装作業もした。本当に快適になった。自分が頑張ったおかげだ。

この時期はどうしても乾燥が遅くなる。薪ストーブを焚いて少しでも乾燥が速まるよう促す。日中晴れてくれると地階の工房と違い、 お店は温室のように暖かくなる。それが3、4日続いてくれればだいぶ早まるんだが。

2009年11月29日 父ちゃん日
なんだか一週間が早すぎる。もう父ちゃん日だ。たまには家族を気の利いた場所にでも連れて行ってやりたいと思いつつも、 「気の利いた場所ってどこだ?」と考えると、1歳児4歳児にとっては別に遠くに行ったからって嬉しい訳ではなく、返って 車の長旅は退屈極まりないだけで、子供はギャーギャー、父ちゃんイライラ、エミちゃんハラハラ。家族全員くたびれ果てて帰宅。

そんな光景がちらついて遠出などしたくなくなる。独身時代のワシは寸暇を惜しんでどこか行ってたのにね。遠出するならお泊りが 前提ですな。そうは言ってもなかなかお泊りで出かけられるほど時間がない。自営業ってもっと時間を自由に扱えるかと思ったのに。。

で、結局今日は 奥多摩湖 へ。車で20分。これくらいが運転嫌いのワシにとっても丁度いい。もちろんガキ供は大はしゃぎ。 別に奥多摩湖だから嬉しいのではなく、父ちゃんと遊べるのが嬉しいのだ。「親父になって良かったぁ」と思う瞬間。

天気はいまひとつで、湖畔は冷たい風が吹き抜ける。それでも観光客で大賑わい。奥多摩ってやぱり人気あるんだね。 タイゾーリュウゾーはある意味贅沢ですな。これで文句など言ったらバチが当たるわい。

芯まで冷え切って帰宅。遅い昼食をとって、お次は川原で焚き火。これは子供のためというよりもワシのレジャー。 今の生活の何が極上って、好きな時に焚き火が出来ること。それくらい無類の焚き火好き。古いよしずを敷いてその上でゴロゴロ。 すっかり暗くなるまで火遊びをしていたら、「ご飯よ〜」とエミさんの声。うんうん、正しい子供の遊ぶ姿だ。

一日寒風にさらされていたリュウゾーは風邪をひきました。父ちゃんと兄ちゃんにはまだまだかないませんな。

2009年11月28日 工房便利グッズ
仕事で頻繁に使用する 「クランプ」 。大抵の場合、接着行程で登場する。接着剤が乾くまで固定するので、 しばらく放置する。乾いた後もその部品が登場する作業まではそのままのことが多いので、工房中あちこちクランプが出動中 ということがほとんど。

そのクランプの端っこが結構コワい。「大は小を兼ねる」ので長めのクランプを数多く持っている。だから端っこが飛び出る。 これがまた高さ的に股間やノドや目の辺りだったりする。たまに入ってくる子供たちにとっても凶器だ。

そこで大変重宝しているのが 「子供が履けなくなった靴」 。それまでは軍手や空き缶などを使っていたが見た目がいかにも 飯場的。そこへいくと子供靴は見た目もかわいいし、大きすぎず小さすぎず、作りもシッカリしている。 つま先が特に補強されていたりするので、これはもうドンピシャ!

皆さんも是非どうぞ。

2009年11月27日 引き出し箱 製作中
<引き出し箱> が組立った。A4サイズで可能な限り外形寸法を小さく。とても可愛らしい。

これで高さを1800mmのものを作ってみたくなった。見た目も実際も不安定だと思う。しかも上の引き出しは小さい人では届かないし、 届いても中の物が見えないし出せない。そこがいい。うん、作ろう。

2009年11月24日 「銀花」 掲載
9月に取材していただいた  文化出版局「銀花」冬号 が発売に なりました。とてもドラマティックというか詩的な雰囲気の雑誌です。このような雑誌に掲載していただけたことを光栄に思います。 ありがとうございました。

2009年11月23日 半ドン
昨日は飲んだ。ビールをたらふく飲んだ。発泡酒じゃなくて。佐藤塾幹部ともなるとみんないいビールを飲んでいる。

今日は二日酔いにはならなかったけどなんとなく仕事モードにならない。なんとか午前中は仕事したが、青梅街道をこうも行楽の車が 行き交うと身が入らない。仕事に集中できないのは軽い二日酔いのせいに違いない。こんな時はキッパリ切り上げて子供と遊ぶに限る。 午後からエミタイリュウ三人で登計っ原に行くというので、ちょっと場所を変えてもらってワシも付き合う事にした。 登計っ原昨日行ったし。

奥多摩霊園に行った。ワシだけジョギングで。ちょうど30分ですな。ずっと登りの30分はなかなかキツイ。でも眺めが最高。 空気も山の空気で美味い。いつもよりは墓参客が多い。ここでたっぷり遊ぶ。ちゃりの練習もした。お墓で遊んでも不謹慎じゃないよね? ワシが墓に入ったら子供達に遊びに来てもらいたいもんな。静けさを求める人もいるか。 でも普段静か過ぎるくらい静かだからいいよね。

日が沈み急速に気温が下がってきて、墓参客も管理の人もいなくなった。とたんになんだか寂しい雰囲気になる。 もう帰った方がよさそうな雰囲気。霊園を後にする。でもなんとなくもうちょっと遊びたい気分。

お次は愛宕神社に行く。愛宕山の山頂にある「よくこんな場所に神社作ったね」という神社。エミタイ初めてだって。いかんね。 ここもワシのお気に入りの場所。高い場所が好きなんだな。高くて見晴らしがいい場所が。エミリュウは眠いというので車で 寝ててもらって、タイゾーと小登山。登山って程でもないね。ほんの15分くらい。

山頂でポケットからおもむろに菓子を出す。こういう場所で食う菓子の美味いこと。タイゾーはこういう時「電球でも入ってるのか?」 というくらい目がキラキラする。下手するとハート型になる。父ちゃんの株が上がる瞬間だ。「タイゾーくん、きょう父ちゃんと寝る!」 だって。

本格的に暗くなってきたので急いで下山。今日の遊びはお開き。「裏奥多摩観光」皆さんもどうぞ。

2009年11月22日 佐藤塾 忘年会
昨晩急遽決定した 「佐藤塾幹部 大忘年会」 。今年最初の忘年会です。皆、いい歳になり多忙な日々を送っていて、 例年忘年会の日どりを決めるのにだいたい難儀するもの。でも決まる時はサクッと決まるもんだな。

「気が置けない仲間」とはこういう仲間のことを言うんだろうね。ホントに楽しく、ついつい自分をさらけ出しすぎてしまうのが 玉に瑕。今回もケンちゃん、ゴメンナサイ数回。「親しき仲にも礼儀あり」。みんな、ご参集ありがとう。 第二回忘年会はいつにしようか?

 ※撮影:エミさん

2009年11月21日 工房体験 バターナイフ製作!
 「工房体験 バターナイフ製作」 。やっぱり木を削るって楽しいですね。もうこれはプロアマ問わず、普遍の感覚。 楽しんでる皆さんを見てるのが何より楽しかった。参加された皆さま、本当にありがとうございました!!

詳細は→ [コチラ]

2009年11月17日 納品とリサナホご来城
午前中、町内の方のお宅に ローキャビネット を納品。窓辺に作り付けてある豪華な一枚板。でもその下はなんとなく 物置っぽく雑多になりがちとのことで、収納を作らせていただいた。

始めに採寸した際から分かっていたのだが、この一枚板が結構反っている。プロとしては安全を見て隙間を多くとりたくはなかった。 だからしっかり採寸して「これならピキピキでしょ!」(←ニュアンス解って)という外形寸法を導き出し製作した。

そしてドキドキの納品。いやー、ピキピキでした。ドンピシャ。もちろんお客様の前では大喜びなどしませんが、嬉しかった。 この瞬間かね、この仕事の最も快感な時って。ムラカミ様、この度はありがとうございました。

さて、夕方、先日の「エミケン秋祭り!」からお友達になった  「Biscotti専門店ココユタ」 のリサさん とリサ友の  ナホちゃん が来てくれた。今日は生憎の天気だったが、氷川城に泊まって明日紅葉狩りに行くそう。 実家の畑でとれた野菜やら、リサ菓子やらコロナやら、、、お土産たくさんありがとうございます。畑やってるったって田舎じゃないよ。 川崎です。スゴイねぇ。ナホちゃんは来年3月出産予定の妊婦さん。たっぷりオーラをもらいました。

お二人さん、ご来城どうもありがとう。温泉どうだった?

2009年11月15日 北海道旅行
11/11〜15、ワシ両親とともに北見に住む弟を訪ね北海道に行って来た。

【11月11日】
・羽田〜女満別へ。雪景色に驚く。
・義妹実家にて宴を呼ばれる。豪勢なり。感謝。
・北見市内のホテル泊。

【11月12日】
・朝から雪。屋外で遊べず。
・「木のおうち」(名前忘れたので仮名)にて子供たちと遊ぶ。
・置戸町に移動。有名そば屋にて昼食。
・これから三泊をする貸し別荘「ゆぅゆ館」に移動。
・置戸町は日本有数の極寒地。雪更に深し。
・夕食までガキどもとたーっぷり雪遊び。久々にこんなに雪と戯れた。実に楽し。
・源泉かけ流し温泉にて冷え切った身体をほぐす。極楽。
・初日夕食のみ宴会料理注文。食の国北海道。海の幸山の幸、どれも美味し。

【11月13日】
・早朝ジョギング。−11℃!!!。まつ毛凍る。
・天気良し。朝食まで雪遊び。いくら遊んでも疲れず。昨日から作っていた「カマクラ」完成!
・子供らを/姪っ子通う/保育園/預けて親は/軽量化
・木工家なら誰でも知っている「オケクラフト」へ。身分を明かすと特別に色々見せてくた。感謝。
・「ゆぅゆ館」に戻り雪遊び。そり用大ジャンプ台製作。腰強打。温泉にて治療。
・夜自炊。北海道名物「シャケのちゃんちゃん焼」。

【11月14日】
・朝から雨。こんな天気も落ち着いてよろし。
・高校教師の義妹の元教え子宅を訪ねる。山の上にある牧場。乳牛のデカさにタイゾー度肝を抜かれる。ワシも。
・19歳イシズカ君。現在帯広の畜産大学へ。将来は家業を次ぐという立派な青年。腕太し。「Ishizuka Farm」ヨロシク!
・サロマ湖へ。海の幸が安くて有名な店へ。「カキ10kg1200円!」「イカひと箱1200円!」商売できますな。
・網走へ。海辺は雪なし。網走人に「置戸はカマクラ作れますよ」と言うと「ヘェー!」。知らないんだ。
・道の駅にて昼食。道の駅なのに食事どれも本格的で美味し。子供コーナーあり。雨の日は利用価値大!
・海鮮市場へ。土産購入→宅配。この時期は他に客もなく寂しいが店のオバちゃんのテンション大!ガキ大喜び。
・買出し後「ゆぅゆ館」へ。
・夕食、これは外せぬ「ジンギスカン」。ワシ酒宴半ばで脱落。少々疲れたか。

【11月15日】
・早朝ジョギング。寒かったがまつ毛凍らず。
・朝食後「ゆぅゆ館」を発つ。
・北見市内観光。「北見はっか記念館」へ。その昔、世界流通のはっかの70%は北見産だった。へぇー!
・裏路地にある観光客には絶対見つけられない店「スープカリー&手ごねハンバーグの店 桜町二丁目」にて昼食。脱帽。近所にこの店欲しい!
・まだ時間があるが女満別空港へ。ゆっくり空港で過ごす。
・弟一家とお別れ。5日間本当にお世話になりました。大感謝。
・空の人に。タイゾーイイコ。リュウゾーワルイコ。大泣き後大ゲボ。エミさんゲボまみれ。乗務員のお姉さん総動員で壁を作ってもらい飛行機内で着替えショー!
・19時半無事相模原実家着。北海道で大流行中の新型インフルにも感染せず。

2009年11月10日 保育園焼き芋会
今年も保育園の 「焼き芋会」 に焼き方として呼んでもらった。去年と同じく「川井キャンプ場」支配人の ナカイ氏 と供に。

何が楽しみって、子供たちと一緒に給食が食べれること。今回はタイゾーと一緒の席で食べた。嬉しかったんだね。いろいろワシに 説明してくれて世話女房みたいだった。ワシも楽しかった。

焼き芋は完璧な焼き具合。責任を無事果たす。子供たちは5個とか6個とか食っていた。「すごいねー!」とか褒めると調子に 乗って次から次へとお代わりする。見ててこっちが気持ち悪くなるくらい良く食べる。子供のハラってどうなってるんだろうね? あまり褒めない方がいいね。

是非来年も呼んでください!

2009年11月5日 アユちゃんカレー
アユちゃん がカレーを作りに来てくれた。アユ家自慢のカレーだそう。ずーっと前から楽しみで楽しみで、 楽しみをおすそ分けしようと思って ホリ家 もお誘いしたら一週間違えていて各方面に平謝り。 カレンダーを見たら先週と今週両方に「アユちゃんカレー」と書いてあった。

待望の「今日」になってやっとアユちゃんカレーにありつく。美味かった。実に美味かった。トマト味のさっぱり系。香辛料たっぷり。 美味しくて楽しくてお酒が進んでしまった。またペラペラしゃべってしまったね。ワシが「ペラ男」になる時は楽しい証拠。 アユちゃんご馳走様でした。

ホリさん、顔が切れてしまいました。ゴメンナサイ。酔ってました。

2009年11月4日 設備投資!
今月21日に開催する 「工房体験 バターナイフ製作」 のために 卓上糸のこ盤 を購入した。 手持ちの大型業務用糸のこ盤と超旧式玄人用糸のこ盤を合わせて計三台。15人位だったらなんとかなるだろう。でも玄人用はちょっと 怖いから使わせない方がいいかな?危険ではないのだが見た目と動きが怖い。興味ある人は見に来て下さい。

普段黙々と一人で作業しているので、大勢でワイワイできるのは今からチョー楽しみ。

2009年11月3日 北洋さん ご来城
いつもお世話になっている静岡の 北洋木材のウエスギさん が材料の納品に来てくれた。いつも遠路ありがとうございます。

今回はワシもがんばった。ウォールナット、ナラ、タモ、合計二立米。50万ほどのお買い物。最近材料置き場が寂しかったので とても気分がいい。「手作り家具屋!」って感じ。またこれでじゃんじゃん作ろう!

今日はご夫婦で来てくれたのだが、お二人とも北海道は北見の出身。我家は来週、弟一家を訪ね北見に行く。ちょっと話が弾んだ。 もう初雪が降ったとか。楽しみ〜。

北見のジャガイモ、ありがとうございました。

2009年11月2日 代替野営二日目
昨晩はじいちゃんちに泊まる。タイゾーは何が楽しみって、じいちゃんちはケーブルテレビに入ってるのでアニメが見放題。 しかもばあちゃんがタイゾーのために映画のアンパンマンを大量に録りためておいてくれ、それも見放題。天国だな。

今日は昨日と打って変わり、冷たい雨まじりの寒ーい曇天。ワシらも座ってれば食べ物が出てくるこの環境に出かける気もなえ気味。 しかしこのままだとタイリュウはテレビ漬け。一念発起して出発。

さて今日はどうすべぇ?と考えたが、近場で雨でも楽しめる場所、ということで中津川上流にある宮が瀬ダムへ行った。 中津川はワシが子供の頃チヨマルにしょっちゅう連れて来てもらった。まだダムはなく実にいい川だった。チヨマルが素もぐりで 手づかみで魚をとる姿は子供心に強烈に感動した記憶がある。ワシもタイゾーにそういう記憶を残したいものだ。

ダムが出来て水量が激減し、今は目を背けたくなるような川になったが、仕方ない。そのおおもとで今日は楽しませてもらおう。  「水とエネルギー館」 というダムや川や水道の仕組みが楽しく学べる施設がある。入場は無料。雨の平日であったが、 小学校の団体がバスでたくさん来ていた。そういう場所。

ワシは宮が瀬ダムの超ハイテクな設備にかなりやられた。ダムは巨大なメカ。まさに機能美そのもの。外側からは見えない構造を 細部にわたり、子供にも分かりやすいようにゲームや動画でも説明。あれだけ開かれた場だと、ダムに偏見を持ってる人(ワシとか) でも少しは理解を示してくれるんじゃないかな。

雨の当たらないところで弁当を、と思い展望塔に上る。ダムの真下が見えかなり怖い。しかし横浜ランドマークタワーも 曇天ながら遠望でき、非常に気持ちがいい。休日だったら間違いなく混むだろうけどこの日は貸切。最高の弁当スポットだった。 タイリュウは貸切をいい事に大はしゃぎで走り回る。ガラス突き破って外に飛び出さないかヒヤヒヤだった。

あてずっぽうに来てみたが大正解。皆さんも是非どうぞ。

2009年11月1日 代替野営初日
今日明日でキャンプに行こうと思ったが、天気予報によると夜から荒天とのこと。最近の天気予報はかなり当たるので中止にした。 しかしタイゾーには4、5日前からキャンプに行くと言ってあり、とても楽しみにしていたのでそれに変わる楽しみを考えねばならない。 「困った時のじいちゃんち」。ということで相模原の実家に行くことにした。

エミさんに弁当をタップリ作ってもらい出発。まずは通り道のサマーランドのフリマへ。不景気の影響か以前に比べ掘り出し物が 少なくなった気がする。サクッと流して次、相模川へ向かう。しかしやたら天気がいい。そして暑い。 キャンプに行くべきだったか?

相模川高田橋付近の川原にブルーシートを敷いて弁当。
タイゾー:「ねえ、これきゃんぷ?」
ワシ:「え?ああ、そうそう。キャンプだよ。」
タイゾー:「やった、やったー!!」
お前いいやつだな。モテるよ。

氷川城下の川原と違い、川幅と川原が広く空が広い。ますます天気も良く暑くなり実に気持ちがいい。こう暑いと泳ぎたくなる。 まずワシがパンイチに(パンツ一丁)。そして「たいぞーくんもー!」とタイゾーもパンイチに。「パンツは濡らすなよ!」と入水を 許可。しかしあっという間に全身入水。さすが河童の孫。

しばらくしてカツチヨ(ワシ両親)到着。チヨマルは息子と孫が泳いでいるのを見て早速パンイチに。親子三代でパンイチ入水。 この日は他にも大勢デイキャンプを楽しむ人がいたが、川の中にはワシら以外誰一人いなかった。水はさすがに冷たい。

ここでたっぷり遊んだあと、近くの  「相模川ふれあい科学館」 へ。最近タイゾーが水族館に 興味を持ち出したので連れて行ってやろうと思った。神奈川の水族館といえば油壺と江ノ島と八景島だが、そういえば こんな近所にもあった。知っていたが大したことないだろうと来たことなかった。子供がいると行動と思考のパターンが代わり、 新たな発見ができると最近気付いたが、また発見。

いい水族館だった。主に淡水魚を扱う水族館だが、川好きにはなかなか楽しい。魚たちが身近なのがいい。でもちょっと悲しいのは 日本中の川がそうだが「もうすぐ絶滅」という種類の多いこと。相模川も例に漏れず昔はもっと水もきれいで水量も豊富だった。 ダムや堰で生態系も変わった。チヨマルはその頃の川を知っている。「カジカかぁ。良く採ったなぁ」というさりげない一言が 結構羨ましい。鮎なんて相模川では昔「川のウジ」と呼ばれていたそう。それぐらいうじゃうじゃいた。そんな川で遊びたかった。

夕方になり急速に雲が広がり変な風も吹いてきた。荒れそう。キャンプ中止で正解な感じ。そして今日はなんだかとても充実だった。 子供たちが楽しんでくれ、そしてヘトヘトになってくれたのがよかった。遠くに行かなくてもいいんですな。



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