皐月
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●2007年5月31日 奥多摩・青梅 無料冊子
「人脈は金脈」
先だってのデザフェスで知り合った女性 タエちゃん (「一期一会」参照)。彼女はエミケン区画(ブース)に フラリと立ち寄ってくれた。話をしているうち、お互い大いに共感しえる話題で盛り上がった。彼女は奥多摩をこよなく愛する人で、 友人二人と奥多摩、青梅の無料冊子(フリーペーパー)を自費で出版したいという夢を語ってくれた。氷川城、奥多摩から 物作りを通しナニかを発信したいと模索していたワシは大いに前のめりになった。そして熱く語らい「じゃ、また氷川城で会おう!!」 という事で別れたのだった。
さてデザフェスが終わり氷川城に戻り、頭の機能が回復した29日朝。「あれ!そう言えば奥多摩町に支援金制度があったな。」 (参照) ということを思い出した。私利私欲(個人の利益)でなく町へ貢献する事業に対して支援金を出す制度だ。 先月、ワシもナニかできないかと説明会を聞きに言ったのだが、ワシの計画はまだ漠然としているし、氷川城を完成させるのが最優先だし、 とりあえずナニかはまだ先だな、ということでワシの中では完了していた。速攻で資料を探し出す。捨てていなかった。 今年度の応募締切、5月31日必着。ウォーッ!!!
提出資料は事業目的、事業内容、効果、必要経費、などなど詳細を極める。そりゃそうだ、 何百万単位の金額を支援してくれるのだから。
朝タエちゃんに速攻で電話。友人二人(サホちゃん、キョウちゃん)にも連絡してもらい「やってみましょう!!!」といことに! 極上の情熱だ!ワシは確信した「コイツらはやる!!!」。皆の仕事後21時半、氷川城集結、第一回緊急会合を開く。 住居または活動拠点が奥多摩にないといけないのでワシが代表ということに。いいとこ取りのようだが背に腹は変えられない。
翌30日中に必要項目を書き出して再び夜氷川城に集合。超特急の書類作りだ。泣いても笑っても今日しかない。 そして日付は替わり本日午前2時半、立派な書類ができあがった。それもこれも彼女たちが夢を実現させるためにすでに精力的に動いて いたからに他ならない。印刷所からの見積りももらってあったし、過去に冊子を作った経験もある。冊子の明確な内容も煮詰まっていた。 そこにチョロッとワシが絡まったというだけだ。
そしてワシが朝一で役場に提出。無事受付を済ませてきた。これから来月下旬の企画説明会(プレゼンテーション)に向け また資料作りだ。
なんだか一挙に面白くなってきてしまった。これは偶然だろうか?ワシはとてもそうは思えない。こんなに試される要素満点なのは 必然以外の何物でもない気がする。よーし!一気に加速だ!!!!

●2007年5月28日 ドーメル 塩あんパン

ワシが世界で一番美味いあんぱんと確信して疑わない 浅草橋ドーメルの塩あんぱん。 エミ氏が生地の買出しや打合せや歯医者(エミ氏が世界で一番腕が良いと確信して疑わない)で浅草橋に行ったときは、 必ず買ってきてもらう。
塩漬けした赤豌豆を生地に練りこんでいるのだが、この豆がしょっぱいしょっぱい。この豆だけで米が食えるくらいだ。 そのしょっぱい豆と粒あんの甘さとが口の中で絶妙に絡まりあい、えも言われぬ妙味をかもし出す。ドーメル天才!
世界で二番目に好きなのが、ドーメルの桜あんぱん。塩漬けの桜花が乗っているヤツだ。どうやらワシは「あんこ」と「塩」 と「豆」の組み合わせに弱いようだな。塩豆大福も一度に5個は食える。ニッポン万歳!!

●2007年5月27日 デザフェス 無事終了!!

終わりました!
今回も出会いに感謝!人ですな、ひとっ!来てくれた皆さま、お買上いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 次回も申し込んできました。またビッグサイトで会えるのを楽しみにしております。
「近況報告」に詳細載せました。 ご覧下さい。
※写真:いろはちゃん(1歳9ヶ月)、エミさん(35歳6ヶ月)

●2007年5月23日 デザフェスまであと二日

実質作業できるのは明日だけですな。本日までの進捗をご報告いたします。
・「ケン部門」
あれから<積木腰掛>をいくつか製作した。これは売れ筋なのでどうしても作って行きたい。 幸い加工済みの部品が大量にあったので、昨日今日だけでこれだけ組み立てる事が出来た。良かりけり。 今回は「大:10,000円! 小:9,000円!」で大奉仕!!二日目売れ残っていたら、 もう少し値下げするかもしれません!
・「エミ部門」
いろんな色の<ナントカバッグ>。生地の色に合わせた革で取っ手も作っています。 4,000円也!
右端の写真が噂の<夜逃げトート>。こちらは受注生産品のため参考商品として展示いたします。 価格は会場でお問合せください。
<ボクちゃんトート><グラニューバッグ>(だっけ?)も裁断を終わり縫製を待つばかり。
というような状況であります。以上!

●2007年5月20日 「ケン部門」 進捗

「ケン部門」はと言いますと。5月中納品のウォールナットの<低卓>製作も予定通り(デザフェスが予定にはいってない・・) 進み、仕上げの作業を残すのみ。三日程前から危機感に駆られ作り出したデザフェス出品のための<子供椅子180>も 形になってきた。新作です。なかなか可愛いね。しかし流石にこれだけじゃマズい気が・・。
果たしてこれから新たにナニか作る事が出来るのだろうか?請うご期待!!

●2007年5月19日 助っ人 のぺ子

「エミ部門」の助っ人に のぺ子 登場!いつも悪いね。ほんと助かります。
タイゾーの結膜炎も治り、児童院(保育園のことね。エミ母命名。ワシ大いに気に入っている)に行けるようになり、 いつもは土曜日は行かせていないが本日は預かってもらい、「エミ部門」「ケン部門」共にデザフェスに向け追い込みに懸かった。 今週末だよ!きびしー!
職業訓練校に行きだして一月半、のぺ子の表情には充実と自信が溢れていた。今まで見た中で最も光り輝いている。これホント。 心の中から溢れ出してるって感じだ。精神の力って凄いよ。
ワシは今も昔も精神力信者です。昨今「精神力」を軽んじる傾向があるが、それは大いに間違い。もちろん科学的根拠や医学的根拠、 データ基づくこともある段階までは有効に違いない。しかしなにをするにも、最後の一押しをしてくれるのは精神力! 治療や訓練、起業や生活全般、なんでもそうだと思う。
ワシはこんなことは声を大にして言わない。気付いた者だけが実行すればよい。気付くには精神をとことんまで追い詰める必要がある。 追い詰めた事のない者にはいくら説明しても無理。・・声を大にしちゃったよ。
そんな人間と一緒にいると、こちらもいい気をもらえる。なんだか素敵な雰囲気だったね。がんばるべーよ!

●2007年5月17日 日刊 タイゾー

おいみんな。くろごまくってるか?
くろごまはむかしから、ふろうちょうじゅ、わかがえりのくすりとしてちょうほうされてきたんだぞ。 しろごまよりもかおりがあり、あぶらはすくないんだ。
くろごまにふくまれれる「びたみんB1」はびはだやせいりょくぞうきょうにもきくんだ。 ひふのかゆみやかんそうはだにきくせいぶんもはいってるぞ。
たいたいはまいにちくってるぞ。まだぜんぜんびはだなんてきにしてないけどな!はははー!

●2007年5月16日 カン先生 来城

タイゾー、朝起きると左目にゴッソリと目やにがこびりついていて目が開かない。結膜炎の可能性大ということで保育園を休み、 エミ氏が病院へ連れて行く。デザフェス前の追い込み時期だけになかなかに痛い。ワシは5月中納品の仕事に追われ流石に行けない。 申し訳なし。これが子育て。思い通りに行く事は少ない。そして全ての出来事は「必然」!ナニか意味があるに違いない。
二時間待った後の5分間診察の結果、やはり結膜炎。他の子に移るので三日間は保育園に行けず。痛恨!・。。きっと意味がある!
夕方、保育園の カン先生 が訪ねてきてくれた。今日は保育園の創立記念日ということで、お祝いの饅頭を園児に 配ったそうだ。それをわざわざ届けてくれたのだ。なんて素晴らしい保育園なんだ。
保育園の先生方とは朝夕送迎の時、チョロッと会話を交わすくらいのお付き合い。しかし世の大多数の諸兄が思っているように、 保育園の先生とは未知で魅力的な存在。カン先生のような男の先生は尚更ではなかろうか。この機を逃すわけには行かない。氷川城に 引きずり込み執拗に尋問した。
いやー、いろいろ聞けたよ。実に有意義だった。知的好奇心を相当満たしてくれた。そして、カン先生メデタク佐藤塾御入塾!! 保育師さんは初だね。「佐藤塾保育部長」決定です。
これが今日の「必然」だったんですな。次回は他の先生方もお誘いして宴ですな。カン先生、本日は御来城ありがとうございました。

●2007年5月12日 充実の日

本日は「エミ部門」「ケン部門」「タイ部門」全てが充実した日となった。
6月開催 ≪KOMA1221 丘の上ハウス店≫  の打合せのため、当日会場となる川崎のnako邸へ皆で出かけた。エミ氏は打合せ。タイゾーは4歳児三人を相手に合戦。 ワシは二人を降ろした後、世田谷へ修理依頼の和箪笥を引き取りに。その後例の<芸術家作品台>を市内に納品に行った。
エミケンタイともひとしきり仕事が終わった夕方、nako邸に集まっていた作家さんたちが持ち寄った料理で宴が始まった。 ワシも混ぜてもらう。
ここにいる人たちは恐らくナニか事を起こす面々だとワシは確信している。そういう実力、行動力、そして気を持っている。 来月開催の≪KOMA1221 丘の上ハウス店≫は第一回目なのだが、この動きが近いうち大きな輪になりそうな気がしてならない。 かつての≪デザイン・フェスタ≫のように。デザフェスがあまりに巨大化し、方向性が薄れてしまったのに対し、 ≪KOMA1221≫は純粋に物作り魂を発信し続けるだろう。そういう仲間に加えてもらえた事が嬉しい。 特にエミ氏は相当みなぎっているようだ。
本日は皆さま、楽しいひと時をありがとうございました。そしてnakoさんとご主人、special thanks!(コラーッ!!!)

●2007年5月11日 ケン部門 最短記録

明日納品する <芸術家作品台>が完成した。この作品は「ケン部門」の注文品製作史において、その制作期間が最も短い記録を 塗り替えた。我ながら感動している。
9日、つまり一昨日の昼過ぎに電話がなる。金属線やLEDなどを使って作品を作る作家さんからだ。「今月末の個展で使う台をお願い したいのですが」。・・・今月末、厳密には5月16日には欲しいそうだ。初めは当然のごとくお断りしようと思った。 しかし相当お困りのようだし、そんなに難しそうでもない。一台だけということもありお引き受けした。
要望としては「無機的」「白」ということ。合板でもなんでもよかった。「合板+木ネジなら早いな」と口笛を吹いたのもつかの間、 在庫がない。ワシもデザフェスと5月中納品の仕事に追われ、買出しに出るのもままならない。ちょっと手間だが無垢でやる事に作戦変更。 無垢だと手間も増えるし、どうしても「味」が出て無機的ではなくなりがちになるが、迷ってる場合ではない。意匠で工夫だ。
明日はエミ氏のお仕事に付き添って川崎まで出かける用事があった。お客様はそこから車で5分ほどの場所。これは天命としか思えない。 明日に間に合わせなくてどうする!の意気込みでやった。尻に火がつくと強いね。焦るより楽しんでいる自分がよーく分かった。 武者震い?いや、マゾっぽい。
そしてどうにか完成。999並みの超特急だった。自信付いたよ、ホントに。思い出深い仕事、ありがとうございました。

●2007年5月10日 エミ部門 新作続々

「エミ部門」。デザフェスに向けて新作を続々と生産中!トートバッグがいくつか完成したので、河原で撮影会。 モデルやらされました。
写真はワシが図案したトートバッグ<俺様トート>。白の極厚帆布と黒のゴワゴワ牛革を使った簡素な意匠。 寸法は普段使いにはちょっと大き過ぎ。しかし!俺様を気取りたいヤツは、コイツを持って保育園の送り迎えに行ってくれ。 ボクちゃんには旅行や車での移動に重宝しそうだ。もうひと寸法小さめの<ボクちゃんトート>も近々に作ってもらう予定。
エミ氏が図案した、<俺様トート>より更にでかい<夜逃げトート(仮名)>は壮観です。近々「エミの鼻」で紹介されるかも。 請うご期待!

●2007年5月5日 佐藤塾幹部会 マツダ邸

先月に引き続き再び佐藤塾幹部が集った。マツダ、フジコちゃん、シコルコ、コウ、アカネ、エミケンタイの大人6人、ガキ3人。 残念ながらダンナとノリは来れなかった。
今回は去年引っ越した横浜のマツダ邸を会場とさせてもらった。中古のマンションだが、なんだかやたら洒落た建物だ。低層のマンション でとてもゆとりのある作り。日本国っぽくない。床面積120平米+庭40平米という広大な間取り。こういう物件があるんだねぇ。 これなら双子がいても大丈夫。しばし皆で内覧会をし、「へー」とか「ほー」とか唸っていた。
こんな極上の庭があるので、ここで極上の昼宴だ。今日は真夏を思わせる極上の天気。しかもサラリとした風が吹き気持ちいいこと この上ない。そして外ならガキの食べこぼしも気にならなくて一石三鳥。
フジコちゃんはシコルコがいるにもかかわらず「餃子120個!」と「オニギリ」を用意していてくれた。麦酒もたっぷり。 うう、ありがとう。さぞかし準備大変だったろうね。そしてコウアカネ家は「茗荷と茄子のナントカ」「焼豚」、エミケンは「肉じゃが」 「アサリの酒蒸し」という豪華版。全くカブらず、どれも均等に箸が伸びた。ガキには餃子が大好評だったね。麦酒も飲み放題! この陽気じゃ進むよ。
極上な昼宴の様子が少しでも伝えられただろうか?都会の真ん中でこんなに緑と日差しに囲まれ宴るとはこの上ない幸せ。 マツダ曰く「ここは都会じゃない」そうだが、ワシらにとっちゃ横浜線に乗ってバスに乗ってお出かけなんて、もう都会そのもの。 日帰りでも充分のんびりできたし、またやろう!(主催者は大変だろうが・・)
マツダ、フジコちゃん、どうもありがとう。素晴らしく極上な一日でした。

●2007年5月4日 「エミケンのお店」 進捗

2日、御岳のオダ氏とサザエ採りに行く予定だったが、波浪注意報が出ているので中止にした。 神にもらったこの時間、有効に使わねば、と久々に店の改装工事をした。
今回のお題は「ワシ旧書斎解体」。店のほぼ中央、道路側の窓をふさぐ形。そして大階段に覆いかぶさるように「やっつけ」で 作られたこの部屋の存在は、店全体に圧迫感を与え、狭苦しい印象をかもし、暗くさせ、更に外からの視界を遮るのに多大なる 貢献をしている。コイツがなくなるだけでどんなに開放的で明るい空間になることか。しかも気持ち的に「店作りが前進した!」 と思わせるにはこの部屋の解体は非常に効果的なのだ。これを片付けてしまえば先が見えそうな、そんな気がするのだ。
2日、一日で四畳半の部屋の解体終了。中空いて本日、廃材の片付けと、新たに出現した階段大吹き抜け部のとりあえずの柵を 作った。タイゾーは間違いなく落ちるからね。やはり相当前進した気になった。先が見えた。この吹き抜けは外からも見えるので、 気の利いたデカい照明をぶら下げたい。
またしばらくは改装作業はお預け。次回はデザフェスも終わり、丘の上店も終わった6月に入ってからだ。「海の日」開店なるか!! 請うご期待!!!

●2007年5月2日 <ついたて> 納品

タイゾーの通う保育園に  <ついたて>  を納品した。先月の<保育園の長椅子>に引き続きご注文いただいた。ありがとうございます。
これから気温も上がるし、梅雨にも入る。教室の戸を開け放すことが増える。廊下で遊ぶ事も多くなる。廊下の先には階段があり 危険なため、早急についたてが欲しかったそうだ。とういうわけで特急で作った。
これで先生方の労力が少しでも軽減してくれると嬉しい。



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